- ドッグフードの選び方
- ドッグフードおすすめ人気売れ筋ランキング
- おすすめのウェットフード3選
- 半生タイプのドッグフードのおすすめ
- 無添加のおすすめドッグフード
- 国産のおすすめドッグフード
- 海外のおすすめドッグフード
- グレインフリーのおすすめドッグフード
- グルテンフリーのおすすめドッグフード
- オーガニックのおすすめドッグフード
- ヒューマングレードのおすすめドッグフード
- 獣医師おすすめのドッグフード
- ダイエットなど低脂肪のおすすめドッグフード
- 痩せすぎのワンちゃんにおすすめの太らせるドッグフード
- 食いつきのいいドッグフードのおすすめ
- 原材料(主原料)別おすすめドッグフード
- おすすめの高級プレミアムドッグフード
- 市販のおすすめドッグフード
- ホームセンターの安いドッグフードのおすすめ
- 小型犬・超小型犬におすすめのドッグフード
- 中型犬におすすめのドッグフード
- 大型犬におすすめのドッグフード
- 子犬(パピー)におすすめのドッグフード
- シニア犬(老犬)におすすめのドッグフード
- アレルギー対策におすすめのドッグフード
- 涙やけ対策におすすめのドッグフード
- 犬の療法食
- おすすめドッグフードの比較
- 犬がドッグフードを食べないときの対処法
- ドッグフードのふやかし方
- ドッグフードの賞味期限:開封後は1ヶ月
- ドッグフードの保存方法
- ドッグフードの手作りは勉強が必要
- ドライフードとウェットフードの違い
- まとめ
ドッグフードの選び方
最近では、オーガニック、グレインフリーなどワンちゃんの健康を考慮したより質の高いドッグフードが人気を集めています。
これは、愛犬に1日でも長く健康でいて欲しいと願う飼い主が増えたことの表れとも言えます。
飼い主にとって愛犬の健康に直結する食べものには、細心の注意を払いたいもの。
ワンちゃんは本来肉食ですが、人間と共に生活するようになり雑食へと進化しました。
現在のワンちゃんごはんの主流は、ドッグフードですがその種類はさまざまです。
最近では一般的なドライフードだけではなく、低温製法やフリーズドライ製法など独自の技術で製造されたもの、さらに缶詰やレトルトタイプのウエットフードなど、海外産、国産とその種類は星の数ほどあります。
欧米のペットフードに関する法律を見てみると、人間が食べられる基準と同じものを使用すること、副産物の表示など、かなり厳しい基準が設けられています。
もちろん日本でもペットフード安全法が施行され、安全性の高いドッグフードが多数販売されています。
また、種類が豊富なドッグフードは、実店舗、ネット販売、定期購入タイプなど販売形態も多岐にわたるため、本当に良質なドッグフードを見極めるにはある程度知識が必要です。
そこで、ここではワンちゃんにとって大切な栄養バランスを考慮したドッグフードの選び方、安心・安全で良質なドッグフードを見極めるポイントについて解説するとともに、おすすめのドッグフードをご紹介します。
選び方①健康な犬なら総合栄養食
私たち人間と同じように犬のカラダは食べ物でできています。
総合栄養食とは、「ペットフード公正取引協議会」によって定められた成長段階に合わせた健康を維持できる一定の栄養基準を満たしている製品にだけ表示が許可されているもので、水とドッグフードだけ与えていても必要とされる栄養素を摂取できるように作られているドッグフードにだけ表示が許可されているもの。
総合栄養食は、栄養や原材料に配慮して作られているドッグフードですが、選ぶ時に最も気にしたいことがその栄養バランスです。
人間と共生する現代のワンちゃんは肉食をメインとする雑食です。
つまり、肉だけではなく魚、野菜など基本的にはなんでも消化することができる消化器を持つことが現代のワンちゃんの特徴です。
ワンちゃんに必要な栄養素は、体のすべての部分を作りそれを維持する肉類、魚介類などのたんぱく質、エネルギーを作り出す良質な脂肪、生命活動を維持し腸内バランスを整える炭水化物、代謝を助けるビタミン、あらゆる機能を維持するミネラルの5つです。
この5つの栄養バランスが整っているドッグフードを見つけることが、健康なワンちゃんを育てる上で重要なポイントです。
療法食を健康な犬に食べさせるのはNG
前述のように一般的なドッグフードの多くには『総合栄養食』と記載され、それだけで犬にとっての栄養が足りるように計算されて作られています。
そんな通常のドッグフードに対して、療法食と呼ばれるドッグフードがあります。
療法食は、ワンちゃんそれぞれの症状や疾患に合わせて主に動物病院で処方されるドッグフードです。
・膵臓の機能が低下し膵炎を発症している犬向けの脂質を制限した低脂肪の療法食
・腎臓の機能が低下している犬には、リンを制限した低リンの療法食
・シニア犬や肥満の犬に多い肝臓の機能が低下している場合には、たんぱく質を制限した療法食やナトリウムを制限した療法食
などがあります。
それぞれ、その症状や病気の進行具合に適した栄養バランスを考慮して作られているため、通常のドッグフードとは異なる配合となっていることが特徴です。
そのため、健康な犬に療法食を与えてしまうと、必要な栄養が足りないために、かえって健康を害してしまう可能性があるのです。
ドッグフード選びは、ワンちゃんの体調にあわせて選ぶことが大切です。
選び方②原材料表示が明確
良質なドッグフードを見極めるには、原材料表示の見方を覚えておくと役に立ちます。
パッケージに表示されている原材料表には、使用されている原材料の配合されている量が多い順に左から表記されています。
例を挙げて原材料表を見てみましょう。
「とうもろこし、チキンミール、大豆、ビートファイバー、動物性油脂、フィッシュオイル、サーモン、植物油」と原材料表に表示されている場合、最も多く使用されている食材がとうもろこしであることがわかります。
ここで気にしたい表示が「チキンミール」です。
高品質なドッグフードで「ミール」と表記がある場合は、必ず「チキンミール、ラムミール、サーモンミール」などとどんな動物のものかが表記されていますが、安価なドッグフードには「ミートミール、フィッシュミール」などといった曖昧な表記がされています。
「ミール」とは、乾燥させた肉または魚を粉状にしたもののことを指します。
動物の肉には、70%近い水分が含まれるため、これを乾燥させ水分量を10%以下にしタンパク質を強化したものが本来の「ミール」です。
一時期、この「ミートミール」や「家禽ミール」といった曖昧な表記の安価なドッグフードが大量に出回り、健康トラブルを招いた事例があることから、「ミール」はワンちゃんの健康を害する食材である評されることが多くありましたが、プレミアムドッグフードや獣医師監修などと表記されたドッグフードであれば「ミール」表記があっても問題はありません。
また、日本にはドッグフードの表記に対して明確な規定がないため、「肉副産物」という曖昧な表記がされている場合があります。
これも、「ミートミール」と同じく、4Dミートとも呼ばれるワンちゃんの健康を害する可能性がある危険な成分で、どんな動物のどこの部位が使われているか不明なため、この表記があるドッグフードは避けることがおすすめです。
「ミール」と同じく気にしたい成分が「動物性油脂」「植物油」です。
高品質なドッグフードには、「サーモンオイル」または「フィッシュオイル」などと表記されていますが、単に「動物性油脂」の表記だけでは、どんな動物の油だかわからないため、ワンちゃんの健康を害する可能性があるのです。
また、高品質なドッグフードでは「亜麻仁油」「オリーブ油」などと表記される植物性の油脂も単に「植物油」と表記されている場合は、どのような油が使用されているのか不明なため、注意しましょう。
原材料表示では、配合されている原材料からとうもろこし、ビートファイバーと糖質が多く含まれていることもわかります。
こういった栄養成分に関する表示も、原材料表から読み取ることができるため、ドッグフード選びの際にはしっかりと確認しましょう。
最近のドッグフードは凝ったパッケージデザインで、新鮮な野菜や肉、魚が描かれていますが、パッケージと内容は必ずしも一致しません。
もし、原材料表示に不安があればメーカーや輸入元に直接確かめてみることをおすすめします。
最高品質をうたっているメーカーであれば、必ずそれがどんなものか回答をしてくれるはずです。
逆に、答えに詰まるようであれば、そのメーカーは信じられないということになりますので、最高品質と表示されていても購入を控えるのが賢い飼い主と言えます。
関連記事:4Dミートとは?危険性や不使用ドッグフードの見分け方
選び方③添加物の安全性は過度に気にする必要なし
「愛玩動物用資料の安全性確保に関する法律案(ペットフード安全法)」は、「愛玩動物用資料の安全性の確保を図り、愛玩動物の健康を保護し、動物の愛護に寄与する」ことを目的とした法律です。
農林水産省と環境省が共同で管轄する法律で、これによってペットの健康に悪影響を及ぼすペットフードの製造、輸入または販売が禁止されたのです。
この法律では、販売用のペットフードに使用される添加物、農薬、汚染物質、その他(メラミン)の成分に対して使用の基準・規格を定めています。
このほか、製造業者名や賞味期限などの表示が義務付けられているため、日本で販売されているドッグフードは安全性が高いと考えられます。
さらに、消費者庁及び公正取引委員会が認可しているペットフード公正取引協議会は、AAFCO(全米資料検査官協会)の栄養基準、安全基準を持ちに、ペットフードの原材料の表示基準を設定し、ペットフードの安全性や品質向上の推進を行っているため、一般に販売されているドッグフードの安全性に対して過度な心配の必要ありません。
ペットフード安全法の対象となる商品
ペットフード安全法の大きな目的は、ペットフードの使用が原因となって、ペットの健康が害されることを防止することです。
このペットフード安全法が対象とするペットフードは現在、犬用と猫用に限られています。
対象となるペットフードとは、総合栄養食として一般に販売されているドライやウエットタイプのドッグフードとキャットフードだけではなく、おかずタイプの一般食(レトルトなど)、生肉、おやつ、スナック、ガムやサプリメント、ミネラルウォーターなど「愛玩動物の栄養に供することを目的として使用される物」全てが該当します。
なお、医薬品、ドッグカフェなどで提供される犬用フード、調査研究用のフードは対象にはなりません。
完全無添加はほとんどない
無添加と表示されていると食品添加物を使用していない安全なドッグフードだと思いがちですが、ペットフード安全法で定められているペットに危険とされている添加物は農薬、重金属、有機塩素系化合物、添加物、カビ毒、メラミンなどで薬品の種類は人間のものと比べると多くありません。
無添加と表示されているからといって、必ずしも安全なドッグフードだとは限らないのです。
無添加表示にはオーガニックのような認証制度がなく、基準や規約もないため、着色料や合成保存料を使用していないだけでも無添加と表示することもできるのです。
手作り食のように、飼い主が自分で全ての食材を選ぶわけではないドッグフードの場合、完全無添加である可能性は少ないと思っていた方が無難です。
ただし、無添加と表示されているドッグフードには、化学的に合成された添加物が使用されていることが少ないため、無添加表示のないドッグフードに比べれば安全だと言えます。
添加物全てが悪いものではなく、添加物の中にはワンちゃんの健康にとって危険な成分のものと安全な成分のものがあります。
例えば、保存食であるドッグフードには、ワンちゃんの体に害はないとされているローズマリー抽出物など天然由来の保存料やミックストコフェロールといった天然の酸化防止剤などが添加されていることが多くあります。
また、栄養成分としてビタミンやミネラルなどを添加していることもあるのです。
ドッグフードを選ぶときには、天然由来の添加物なのか化学的に合成されたものなのかを見極めることが大切です。
人工添加物を避けたいならコレは外そう
ペットの健康を損ねる可能性のある成分について、その規格は法律によって細かく定められています。
まずは、規格が定められている成分の使用目的について知っておくことが大切です。
・着色料:赤色、青色、黄色などの表示があるもの、二酸化チタン
・酸化防止剤:BHA、BHT、エトキシキンなど
・保存料:ソルビン酸など
・保湿剤:プロピレングリコール、亜硫酸ナトリウムなど
これらはペットフード安全法でワンちゃんの健康に良くないものとして使用が規制されています。
また、規格が定められているこれらの添加物は、発ガン性、アレルギーなどを発症する可能性がある物質として問題視されていることでも知られているため、これらの添加物を使用していないドッグフードを選ぶことがおすすめです。
ウェットフード特有の添加物
水分がほとんど含まれていないドライフードに比べ70%以上の水分が含まれているウエットフードには、特有の添加物が含まれていることがあります。
レトルトパウチや缶詰で販売されることが多いウエットフードで、特に使用されることが多い添加物は、防腐剤や酸化防止剤、増粘剤、凝固剤です。
防腐剤や増粘剤の中には、天然由来のものもありますが、多くはコストを抑えるために合成された添加物が使用されているため注意が必要です。
添加される添加物の使用目的は、腐敗防止のための保存料や防腐剤、酸化防止剤、また粘り気をつけて食べやすくするための増粘剤や凝固剤、形を保つ安定剤、特有の香りをつける香料、着色料などさまざまな種類があります。
中でも、ワンちゃんの健康上の観点から注意したい添加物は、保存料のソルビン酸カリウム、発色剤として使用される亜硝酸ナトリウム、着色料であるカラメル色素やタール色素、増粘剤、安定剤、乳化剤として使用される加工でんぷん、結着剤、乳化剤として使用されるリン酸塩です。
また、2種類以上の多糖類を使用した場合は、増粘多糖類と表示されます。
どれも、人間用の食品によく使用されている添加物のため、名称を目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。
これらの添加物は、発がん性など健康への影響が懸念されているものが多いため、原材料表記をよく確認することが大切です。
選び方④1ヶ月で食べきれる量
ドッグフードのパッケージには、給餌量として与える量が体重別に表記されていますが、食事量はワンちゃんの年齢や生活環境によっても異なるため、あくまでも目安として考えることがおすすめです。
環境省が発行している「飼い主のためのペットフード・ガイドライン」では、ワンちゃんのカロリー必要量が参考値として示されています。
これによると、成犬が1日に必要なカロリーの目安は、小型犬と大型犬では大きく異なります。
・超小型犬(体重5kg) 441kcal
・小型犬(体重10kg) 742kcal
・中型犬(体重20kg) 1248kcal
・大型犬(体重30kg) 1692kcal
ドッグフードの給餌量に悩んでいる場合は、このカロリーを目安にしてみることも一つの方法です。
また、ドッグフードを購入する際には、このカロリーを目安に愛犬が1ヶ月で消費できる量を割り出してみましょう。
一般的なドッグフードは、800g、1kg、2kg、5kg、10kgなどと少量から大容量まで数種類のパッケージがラインナップされています。
ドライのドッグフードは、開封後時間を置くことで使用されている油が酸化し、味が変わってしまったり、栄養素のバランスが崩れてしまう可能性があります。
季節によっては、開封したドッグフードの酸化が早まることもあるため、少量のドッグフードをまとめ買いする、密閉できる袋に小分けして冷暗所に保存するなどして、いつでも新鮮なフードを与えられるようにすることが大切です。
ウェットフードなら2~3日で食べきれる量を
嗜好性の高いウェットフードは、食いつきの良さから食欲が落ちてきたシニアや体調が悪く食欲のないワンちゃんの主食として、またトッピング用としても人気があります。
ウェットフードに分類されるドッグフードは、水分量が75%以上含まれているタイプで、缶詰やパウチに入れられて販売されています。
ウェットフードは、それぞれのメーカーが独自の製法で製造しているため、主原料以外の原材料はもちろん形状や固さなどはメーカーごとに異なります。
美味しさや食べやすさから人気の高いウェットフードですが、ドライドッグフードとは異なり、開封後の消費期限が短いことも特徴の一つです。
これは、フードに含まれている水分量がドライフードに比べて多いため腐りやすいから。
メーカーによって消費期限は異なりますが、人間用のレトルト食品と同じく、開封後は2~3日以内を目安としてなるべく早く消費することが推奨されています。
選び方⑤犬種にあわせた粒の大きさ
ドッグフードは、犬のサイズに合わせて、超小粒、小粒、中粒、大粒と粒の大きさが選べます。
粒の大きさは、犬種ごとの口の大きさや噛む力、消化能力に合わせたサイズが設定されています。
小型犬に大粒を与えてしまうと、食べにくいことから残してしまったり食べなくなったりすることもあります。
また、大型犬に超小粒を与えたことで、噛まずに飲込み喉に詰まらせてしまうなど、思わぬトラブルを起こす可能性もあるのです。
そのため、パッケージに記載されている適応犬種、サイズなどをしっかりと確認して、愛犬にあったサイズのドッグフードを選ぶことが大切です。
また、メーカーによっては全犬種対応と記載され中粒程度の大きさで製造されているドッグフードもあります。
このようなドッグフードを選ぶときには、まず試食をさせてみてきちんと食べることができるか確認することがおすすめです。
選び方⑥年齢で選ぶ
ドッグフードは大きく分けるとパピー用、成犬用、シニア用の3タイプがあります。
それぞれ成長過程に合わせた栄養バランスと必要なカロリーが計算されているため、ライフステージに見合ったドッグフードを選ぶことも大切です。
どんなに食いつきが良くても、シニアにパピー用のドッグフードを与えてしまっては、栄養バランスが崩れてしまいます。
反対に、子犬にシニア用のドッグフードを与えてしまうと栄養不足になってしまいます。
ドッグフードのパッケージには、目安として体重別に1日に与える給餌量が記載されています。
しかし、これは標準的な体重のワンちゃんに与える量を記載したもので、全てのワンちゃんに当てはまるものではありません。
生後6ヶ月齢までの成長期の仔犬や運動量が多い若いワンちゃんには、表示より少し多めに与えても問題ありません。
また、運動量が少ない犬や、シニア期の犬には、表示より少なめに与えるなど、ワンちゃんの様子を見ながら与える量を調整することがおすすめです。
ドッグフードに限らず、犬に与える食事の量と回数はその年齢、活動量、生活スタイルによって変わってくるため、必ず愛犬の年齢や体重、活動量を確認してドッグフードを選ぶことが大切です。
子犬(パピー)は高タンパク・高脂質・高カロリー
成長期にある子犬は、月齢ごとに給餌量や食事の回数が変わります。
子犬は生後4〜8週で離乳し、ふやかしたドッグフードを食べるようになります。
個体差はありますが、ふやかしたドッグフードは生後3〜4ヶ月齢まで続け、その後カリカリのドッグフードへと移行していきます。
子犬期は、骨、筋肉、内臓などの体の組織が作られる時期。
人間とは異なり、生後1年で急激に成長するワンちゃんは、子犬期が最も栄養とカロリーを必要としています。
そのためこの時期に、きちんとした栄養を摂取できていないと、成犬になってから健康トラブルを抱えてしまう可能性もあるため、高タンパク、高脂質、高カロリーの子犬用ドッグフードを選ぶことが大切です。
また、子犬は低血糖や栄養不足になりやすいため、栄養価の高いドッグフードを1日3〜4回に分けてしっかりと与える必要があります。
ドッグフードメーカーによって子犬に与える量は異なるため、パッケージに表示されている給餌量を参考にして不足しないようにしっかりと与えるようにしましょう。
成犬はバランスよく
ワンちゃんは生後1年を過ぎると成犬期に入ります。
その頃には、消化器官が発達し成長はゆるやかになるため、一回の食事でたくさんのドッグフードを食べることができるようになります。
そのため、子犬期には1日に数回に分けて与える必要があったドッグフードも、成犬になると1日の必要カロリーを2回にわけて与えることができるようになります。
犬種や運動量、生活環境によって異なりますが、成犬期には1日に必要なカロリーを計算し、肥満にならないようにバランスの良い食事を与えることが大切です。
老犬(シニア)は低脂肪
体力の衰えとともに消化能力も低下するため、脂肪分の多い成犬用のドッグフードは上手に消化吸収できなくなる可能性があり、下痢や嘔吐などの消化器症状や食べるのを嫌がるなど、思わぬトラブルが起きることもあります。
また、運動量も減ってくることが多いため、成犬期と同じカロリーのドッグフードを与えてしまうと、肥満となる可能性もあるのです。
ただし、7歳を過ぎたらすぐに全てのワンちゃんがシニアの仲間入りというわけではありません。
ドッグフードを残すようになったりおなかの調子が悪くなったなど、食事が合わないと感じたら様子を見ながらシニア用のドッグフードに切り替えてあげましょう。
シニア用のドッグフードは、消化吸収しやすい低脂肪タイプが一般的です。
そのため、これまで食べていた成犬用ドッグフードに比べると、食いつきが悪くなる可能性もあります。
これは、脂肪分が少ないためで、全く食べないようであれば、成犬用のドッグフードを量を減らして与える、シニア用フードに鰹節や鳥スープなどをトッピングして、食べ残しのないようにしてあげましょう。
ハイシニアは食べやすいものを
15歳を過ぎるとハイシニアと呼ばれる年齢になります。
ハイシニアとは、寝起きの立ち上がりや排泄時など生活の全般でサポートが必要となる状態です。
ハイシニアになると、筋力の低下や身体能力の低下によって噛む力が衰え、硬いドッグフードを嫌がることが増えてきます。
特に歯周病を発症している場合は、これまでと同じようにドッグフードを食べることができなくなることもあります。
歯周病を発症している場合は、早期の治療が必要となりますが、加齢による衰えから硬いドッグフードを嫌がるようになった時は、温かいミルクやお湯でふやかす、柔らかいセミモイストタイプやウエットフードに切り替えてあげましょう。
選び方⑦体型で選ぶ
犬の肥満は飼い主の責任、とよく言われていますが、体型を見ればその肥満度や痩せ加減が把握できます。
そんな、ワンちゃんの体型を見て体重管理をするための指標が、ボディコンディションスコア(BCS)というものです。
ボディコンディションスコアは、肥満、体重過剰、理想体重、体重不足、痩せすぎの5段階でワンちゃんの体型を評価する獣医師が開発したツールです。
わざわざ体重計に乗せて体重を計らなくても、体を見たり触ったりすることで、ワンちゃんの肥満度がわかるため、適正な体重を管理するのに便利なお役立ちのツールとも言えます。
健康管理のためにも、常にワンちゃんの体型を把握し、ドッグフード選びの指標にすることが大切です。
肥満気味なら低カロリーのフードを
犬の肥満の原因は、運動不足と食べすぎによるものがほとんどです。
ドッグフードのパッケージに表示されている給餌量は、あくまでも目安にしか過ぎません。
また、リードで家の近所を歩く程度のおさんぽでは、運動不足となっている可能性があるため、ドッグフードのパッケージに表記されている給餌量ではカロリーオーバーとなっている可能性もあるのです。
肥満の目安は、肋骨を触ることが難しく腹部や腰のくびれがほとんどないBSCスコアが4を超えている時です。
犬の肥満は、人間と同じように心臓病、関節炎、糖尿病などの病気のリスクが高くなるだけではなく、何かあった時の手術にも支障をきたしてしまいます。
また、肥満の犬は理想体型の犬に比べ、寿命が短くなるという研究結果も報告されているため、低カロリーのフードに切り替えダイエットをすることが必要です。
痩せ気味なら高栄養のフードを
愛犬の体を見たり触ったりして、脂肪がないまたは少ない、肋骨を容易に触ることができる、腰の骨が浮き出ているなど砂時計型の体型をしている場合は、痩せ気味であると判断します。
ワンちゃんが痩せている原因は、小食であることや好き嫌いが激しいなど食事に対しての要因のほかに、スポーツドッグなど運動量が多い場合のカロリー不足です。
最近では、スポーツドッグ向けに作られた高カロリーのドッグフードや小食のワンちゃんのために高栄養のドッグフードも販売されています。
痩せ気味も肥満気味と同様、犬の健康にとってプラスとはなりません。
痩せ気味だと感じた場合は、現在与えているドッグフードを高カロリーのフードへ切り替えてみることがおすすめです。
選び方⑧食いつきの良さは香り成分で選ぶ
犬の味覚は人間の味覚と比べると1/5程度とかなり鈍いと考えられています。
人間の味覚は、甘味、酸味、塩味、苦味、旨味の五味が基本の味ですが、ワンちゃんが最も感じやすい味は甘味で、酸味、塩味、苦味に関しては感じにくいと考えられてます。
味覚をあまり感じないワンちゃんですが、嗅覚に優れていることから香りには敏感です。
特に、犬が大好きなのはチキンオイルやターキーオイルなど動物性油脂の香りです。
このほか、健康に役立つフィッシュオイルを配合したり、焼いた鶏肉から出る油のチキングレイビーといった犬が好む動物性油脂でオイルコーティングされたドッグフードは、香りが良く食いつきが良いことから人気があります。
また最近では、鰹節で香りをつけている国産のドッグフードも販売され、他の動物性油脂と同じように食いつきが良いと高い評価を受けています。
食いつきの悪さに悩んでいるときは、ワンちゃんが好む香りがつけられたドッグフードを選んであげてください。
選び方⑨グレインフリーは穀物アレルギー以外は気にする必要なし
最近増えてきたグレインフリーの表示は、原材料に穀物を使用していないドッグフードという意味です。
ドッグフードで使用されている主な穀物は、とうもろこし、米、大麦、小麦で、これらを使用していないことを表すために、グレインフリーと表示されています。
昨今、小麦アレルギーを発症するワンちゃんが多いことから、穀物を使用していないグレインフリーのドッグフードが増えてきているのです。
肉食から雑食へと進化したワンちゃんですが、穀物の消化に役立つアミラーゼと呼ばれる膵臓から分泌される消化酵素をあまり持っていません。
そのため、小麦アレルギーを発症するワンちゃんが多いのです。
小麦には、小麦デンプンとグルテンが含まれ、ワンちゃんのアレルゲンとなるのは小麦に含まれているたんぱく質であるグルテンと言う物質です。
小麦にはグルテン以外に、農薬やカビ防止剤などの化学物質が使われていることが多いため、一概に小麦そのものがワンちゃんにとってアレルゲンとなっているわけではありませんが、小麦などの穀物を避けたいと考える飼い主が増えているのです。
穀物はビタミン、ミネラルなどワンちゃんにとって必要な栄養が含まれている炭水化物です。
穀物を与えることが健康に有害というわけではなく、エネルギー源として大切な栄養素の一つと言えるため、小麦アレルギーを発症していないワンちゃんはあえてグレインフリーを選ぶ必要はないのです。
選び方⑩継続できる値段
ドッグフードを選ぶ時に最も気になることがランニングコストとコストパフォーマンスです。
ランニングコストは1ヶ月の消費量から割り出すことができますが、コストパフォーマンスに関しては犬種やワンちゃんのライフステージ、嗜好、生活環境などによって捉え方が変わってきます。
また、原材料や製造方法もドッグフードメーカーごとに大きく異なるため、単純に価格で比較することは難しいと言えますが、ドッグフード選びの目安として1ヶ月の給餌量を基準にするとランニングコストがわかりやすくなります。
そこで、総合栄養食と表示されている一般的な全犬種対象で成犬用ドライドッグフードの価格相場を計算してみると、100gあたり約70円から約820円程度と幅が広く、さまざまなタイプがあることがわかります。
このほかにも、子犬用や高齢犬用、犬のサイズ別、症状別などドッグフードの種類は多岐にわたり、各ドッグフードごとに給餌量が異なり、価格もさまざまです。
どのようなドッグフードを選ぶにしても、長期にわたって継続できる値段の商品を選ぶことが大切です。
ドッグフードおすすめ人気売れ筋ランキング
どんなに良質なドッグフードを与えていても、犬によって「合う」「合わない」があります。
あまり運動をしないワンちゃんにカロリーの高いドッグフードを選ぶと栄養過多となる可能性があり、反対に活動的で若く元気なワンちゃんに低カロリーのドッグフードを与えてしまうと栄養不足となってしまいます。
また、子犬、成犬、シニアとライフステージごとに、必要な栄養素バランスも変わってきます。
さらに、アレルギーのある無し、お腹が弱いなど、体調によっても選ぶドッグフードは変わってきます。
ドッグフード選びでは、ワンちゃんの体調や生活スタイルを考慮することも大切なポイントです。
ここでは人気の各ドッグフードの特徴をご紹介します。
モグワン
カナガンドッグフードのスタッフが、さらにワンちゃんが満足する食いつきを目指してレシピ開発したドッグフードがモグワンです。
ワンちゃんにとっていらないものをできる限り省き、ワンちゃんにとって必要なものをできる限り取り入れた満足できるドッグフード作りをコンセプトに、2年の歳月をかけて開発されたモグワンは、厳選した野菜とフルーツをたっぷりと使用し、チキンと生サーモンと異なる2種類の動物性たんぱく質を50%以上配合していることが特徴です。
→モグワンの公式サイトをみてみる
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このこのごはん
飼い主とワンちゃんが末永く、共に居られるようにわんちゃんの健康な毎日をサポートしたい!との思いからスタートしたブランドがこのこのごはんをリリースするメーカー、コノコトトモニです。
小型犬の健康維持と小型犬独特のにおい、毛並みの維持、目元の健康といった3大お悩みをサポート、さらに食いつきにこだわり、3年もの開発期間を経て作られたドッグフードです。
原材料に使われている鶏ささみ、鶏レバー、マグロ、鹿肉は全て国産の生肉を使用していることが特徴で、小型犬の健康維持に必要なビタミンB群、カルシム・銅などのミネラル、オメガ3脂肪酸がレシピに加わり、栄養価がアップしています。
さらに、食いつきをよくする鰹節に加え、腸内環境を整えるために必要な善玉菌を増やす乳酸菌、たんぱく質の分解を助ける青パパイヤやポリフェノール、食物繊維がたっぷりのスーパーフードとして注目されているモリンガ、食物繊維たっぷりのさつまいもなどがバランスよく配合されています。
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ナチュロル
厳選された素材で自然の旨みを引き出し、生肉を55%以上使用して作られているナチュロルのドッグフードは、食いつきの良さが良いことから人気のあるドッグフードです。
また、ナチュロルのドッグフードには、世界に先駆けて高濃度の安定・持続型ビタミンCが配合されていることが大きな特徴です。
合わせてビタミンCの体内サイクルを有効にする天然バイオフラボノイドも配合し、2種類の栄養素の相乗効果から、ワンちゃんの毛艶、健康な肌の維持をサポート。
原材料には、国産のドッグフードには珍しい牛肉をメインに鶏肉、馬肉、魚と4種類の動物たんぱく質を55%使用、グルテン・グレインフリーで100%無添加とアレルギーのワンちゃんでも安心して食べられます。
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カナガン
犬の先祖であるオオカミの食生活を再現するべく考えられたカナガンのレシピは、動物性タンパク質である肉の含有量が多く、犬が本来持っている食の本能を刺激する配合が特徴です。
グレインフリーをベースに考えられたレシピは、入手が可能な限り最高級の食材を使用。
すべての原材料にはパッチテストを行い、味、栄養価ともに高い水準をクリアしたものだけをセレクトしていることが特徴です。
パッケージに記載された製造番号と出荷後の追跡システムによって、出荷後も品質に問題がないことを確認しているカナガン。
ペットショップなどでは市販されず、イギリスから直輸入され消費者の手元へ直接届けられる直販システムも評価されているポイントです。
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うまか
九州の人気水たき料亭「博多華味鳥」は、銘柄鶏「九州産華味鳥」の飼育から調理まで一貫して管理しているトリゼングループが運営している人気の料理店です。
そんなトリゼングループが安心安全はもちろん、味にもこだわって生産しているドッグフードがうまかです。
新鮮な生の博多華味鳥をふんだんに使用し、かつお節をはじめとした国産の原材料で作られ、人間が食べても美味しいと感じる品質が特徴です。
また、ワンちゃんにとって必要な栄養素を補う原料としてあえてグレインフリーにせず、玄米、大麦などの穀類をレシピに加えています。
さらに、腸内環境を整えるビフィズス菌、オリゴ糖や健康な足腰を維持するグルコサミン・コンドロイチンも配合されています。
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アランズナチュラルドッグフード
ペット先進国イギリスで多くの飼い主に愛されるドッグフードがアランズナチュラルです。
「野生の犬が自然の中で食べていた食事をできる限り忠実に再現」することをモットーに作り出されるドッグフードはグラスフェッドラム肉をたっぷり使用。
余計なものは配合せず、犬に必要な栄養素を厳選し、9種類の自然素材のみで作られています。
アランズナチュラルドッグフードの特徴は、添加物などの化学物質を使用していないところ。
また、低脂肪のラム肉をたっぷり使用しているため、子犬からシニアまで全てのライフステージの犬に向いていることが特徴です。
さらに、涙やけやかゆみなどのアレルギーを持つ犬など、アレルギーがあることでドッグフード選びに困っている飼い主からも高く評価されていることも特徴の一つです。
→アランズナチュラル公式サイトをみてみる
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ネルソンズドッグフード
イギリスの古参ブリーダーがレシピを考案し、生産している中・大型犬に適したドッグフードです。
胃腸がデリケートな大型犬のために消化に負担をかけないグレインフリーのレシピに2種類のオリゴ糖を配合したお腹に優しいレシピが特徴です。
原材料の50%がチキンを占め、ビタミン、βカロチン、食物繊維豊富なバターナッツスカッシュを使用している点が、他のドッグフードとの大きな違いです。
また、ヨーロッパではポピュラーなセリ科の野菜パースニップやスペアミント、フェンネルなどのハーブ類がレシピに加わわり、大型犬の健康をサポート。
大型犬が食べやすい大粒でコスパの良さがイギリスで人気の秘密です。
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ドッグフード工房
手作りご飯を毎日作るのは大変、栄養バランスが心配、本当に良いフードがわからない、そんな飼い主のお悩みを解決するために生産をスタートしたドッグフードが、ドッグフード工房の完全無添加ドッグフードです。
原材料には、食肉検査工程を経た馬肉や鶏肉、緑黄色野菜、本鰹節に加え、国産小麦、すりごま、生おから、卵殻粉、国産うるち米を使用し、2日間かけて丁寧に作られています。
ドッグフード工房の最大のこだわりは、栄養と風味を壊さないために、食材を蒸す、刻む、高熱を加えない、低温の風でじっくり乾燥する独自の生作り製法。
嗜好性の高いかつお節や天然の原材料をふんだんに使用し、添加物を使わずに作られるドッグフードは、安全かつ食いつき抜群ですが、賞味期限の短さも特徴と言えます。
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ファインペッツ
カナダのドッグフードメーカーTLCペットフード社の総輸入販売元としてスタートし、国産ドッグフードブランドとして誕生したファインペッツ。
ペットの食品安全を掲げるファインペッツのドッグフードは、TLCペットフード社の協力の元、人間が食べることができるレベルの原材料のみを使用し、化学合成された添加物は一切使用せず、また原材料の栄養を損なうことなく加工されて作られています。
また、世界最先端の衛生管理手法であるHACCP準拠の設備を持つ環境で、最高品質のドッグフード作りをモットーとし、製造されています。
食いつきの良さを追求したファインペッツのドッグフードの主原料には、厳選したアレルギー性の低い肉類をたっぷりと使用し、消化吸収を高めていることが特徴です。
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ヤムヤムヤム
「犬と暮らす喜び、健康、笑顔」をテーマに、ドッグフードを始めたとしたワンちゃんグッズの販売、グルーミングサロン、どうぶつ病院の運営を20年にわたり行っているGREEN DOGがオリジナル開発したドッグフードがヤムヤムヤムです。
安全で身体に良く、美味しいフードを一切の妥協なく作りたいとの思いから、作られたヤムヤムヤム。
顔の見える生産者から厳選した素材を仕入れて作られているドッグフードの味や風味は、実際に味わったミシュラン1つ星を獲得した和食店主人の折り紙付き。
たんぱく質だけではなく、ビタミン、ミネラル、繊維質に加え、腸内環境を整えてくれるフラクトオリゴ糖やビール酵母を配合し、ワンちゃんに必要な栄養バランスに優れていることが特徴です。
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ポンポンデリ
小型犬の腸内環境に注目し、腸活と消化にこだわって開発された国産の無添加ドッグフードがポンポンデリです。
小型犬特有の目元のトラブル、毛並みや毛艶のお悩み、偏食、食いつきに関するお悩みを解決する小型犬専用のレシピが特徴です。
有機JAS、HACCAP、GMP、SO2205などの認証を取得した人間の食品工場と同レベルの工場で製造されるポンポンデリは、九州産の鶏肉や鳥レバーがベースのドッグフードです。
また、小型犬特有のさまざまな健康トラブルは腸内環境にあると考え、善玉菌をサポートする乳酸菌の一種であるフェカリス菌、食物繊維の一種であるイヌリン、フラクトオリゴ糖などを配合し、腸内環境に負担をかけないレシピ作りが行われています。
犬心
動物栄養学に基づき、安全や美味しさにこだわった病気対応のドッグフード作りにこだわるブランドの犬心。
臨床栄養はもちろん、病気のワンちゃんでも美味しく食べ続けることができる食事として開発された療法食が犬心 療法食シリーズです。
また、各犬種の生まれ持った栄養特性を研究して開発された健康なわんちゃん向けの犬心 犬種別シリーズもラインナップ。
わんちゃんの食の生涯サポートに取り組むことを使命と考え、一頭ごとの食の相談にも対応しているドッグフードブランドとして、疾患を持つ愛犬の食事に悩む飼い主から高い支持を得ています。
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ロイヤルカナン
フランス南部の獣医師が皮膚病の治療薬として薬の代わりに特別なフードを開発し、薬では治せなかった皮膚病を根治に導いたことをきっかけにスタートしたペットフードブランドがロイヤルカナンです。
ロイヤルカナンの理念は「適切な栄養バランスこそが最良の薬である」こと。
最適な栄養バランスによるワンちゃんの健康的で幸せな生活をコンセプトにドッグフードの開発に取り組んでいます。
また、ワンちゃんそれぞれのニーズに合わせた栄養バランスにこだわり、個々のワンちゃんが必要とする栄養素を組み合わせたレシピと犬種の顎の形に合わせた粒の形状が特徴です。
ライフステージ、犬種だけではなく、発症している病気によっても適切な栄養バランスが異なると考えるロイヤルカナン。
犬種別、サイズ・年齢別以外に、室内小型犬用、特別なケアが必要な犬用、ウエットフード、スポーツドッグ専用など用途別の他に、子犬用、成犬用、中・高齢犬用と目的別にドッグフードを選ぶことができます。
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おすすめのウェットフード3選
ドライドッグフードに比べ、水分の含有量が70%以上あるドッグフードがウェットフードです。
ゲル状やとろみがついているタイプも多く、主に缶詰やパウチに入れられて販売されています。
コストパーフォマンスの面では、ドライのドッグフードにかないませんが、その食いつきやワンちゃんの満足度は抜群です。
また、手作り食感覚で与えられるため、通常のドライドッグフードのトッピングとしても最適です。
さらに、食の細いワンちゃん、食欲がない時、シニアなど食に対してトラブルを抱えるワンちゃんにもおすすめです。
ブッチ
「おいしくて健康的なごはん」をコンセプトに、素材本来の美味しさを生かして作られているウェットフードがブッチです。
生肉とほぼ同等の栄養成分と水分含有量そしてバランス良く必須栄養素が配合されている無添加ドッグフードで、食いつきの良さからも高い人気を誇ります。
手作り食には不安を覚える飼い主からも支持されているブッチは、最大で95%以上の動物性たんぱく質を使用し、少量の野菜類や海藻を配合、それぞれの素材の風味を最大限生かし、100度未満の低温で15分以内と独自の加熱加工がされていることが特徴です。
すべての原材料は、環境規制の厳しいニュージーランド産のヒューマングレードのものを使用していることも安心材料の一つ。
最大で75%の水分含有度に調整されているブッチは、水を飲まないワンちゃんやドライフードのカリカリ感が苦手なワンちゃんでも安心して食べられることも特徴です。
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ココグルメ
動物栄養学を専門とする3人の獣医師が監修して作られているココグルメは、日本初のフレッシュドッグフードで、1食分ずつ解凍して使用するタイプの冷凍のドッグフードです。
最低限の非加熱調理によって作られるココグルメのフードの大きな特徴は、肉や野菜はカットした形を残し、食材そのものが持つ香りや味、含まれている水分も損なわれていないところにあります。
さらに、最低限の加熱のため各食材の持つ栄養価の損失も抑えられていることが大きな魅力です。
また、高たんぱく・低脂質で、水分がたっぷり含まれているドッグフードのため、乾燥されたドッグフードに比べると給餌量は多めです。
ココグルメのHPには、体重と健康状態を入力すると給餌量が計算できるシステムが搭載されているので、愛犬の体重と健康状態を入力して1食分の給餌量を算出できる点も評価ポイントです。
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ペトコト
一般的なドッグフードとは全く異なるスタイルで販売されているドッグフードがペトコトです。
家族品質のフレッシュフードを掲げるペトコトの最大の特徴は、HPに搭載されているフード診断ツールで愛犬のデータを入力すると、最適なカロリーが割り出され、そのカロリーにあった好みのメニューとプランを選ぶというもの。
愛犬の名前入りパッケージで宅配される冷凍ドッグフードは、ヒューマングレードの厳選食材のみを使用し、食材本来の旨みや香りを生かしながら栄養素を保った手作り食と変わらないフレッシュタイプ。
AAFCOの栄養基準を満たしたレシピは、米国獣医栄養学専門医が手がけています。
もちろん保存料などワンちゃんの健康を害する可能性がある原材料は使用していません。
定期便で宅配されるペトコトのドッグフードは、手作り食を与えたいけれど栄養バランスに不安がある飼い主にも好評です。
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半生タイプのドッグフードのおすすめ
半生タイプには、ドライドッグフードを加熱発泡処理して柔らかくしたソフトドライタイプと無発泡タイプのセミモイストフードの2タイプがあります。
どちらのタイプも水分含有量25〜35%と、ドライドッグフードよりも水分が多く摂取できることが特徴です。
しっとりした食感で柔らかめの半生タイプのドッグフードは、シニアや食の細い犬でも食いつきがいいことから人気がありますが、添加物が多く使用されていることもあるため選ぶ時には注意が必要です。
市販されている半生タイプのドッグフードには、水分を保持するための添加物プロビレングリコールが使用されていることが多くあります。
プロピレングリコールは、毒性が低いことから多くの食品や化粧品などに添加される化学物質ですが、過剰摂取によって中毒を起こした事例もあります。
このヤムヤムヤムやわらかドライタイプは、愛犬に寄り添う専門ショップとして人気のGREEN DOGがオリジナルで開発した国産の半生ドッグフードで、プロピレングリコールをはじめ人工添加物は不使用のため、安心して愛犬に与えることができます。
→Yum Yum Yum!(ヤムヤムヤム)公式サイトをみてみる
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無添加のおすすめドッグフード
ワンちゃんの健康に安全で安心なドッグフード選びの際に、気になるのが無添加表示されたドッグフードです。
しかし、無添加と表示されているからといって、必ずしも安全なドッグフードだとは限りません。
無添加表示にはオーガニックのような認証制度がなく、基準や規約もないため、着色料や合成保存料を使用していないだけでも無添加と表示することもできるのです。
また、ドッグフードの中には、無添加であってもパッケージに「無添加」と表示せずに、「着色料不使用」「香料不使用」など気になる添加物についての表示がされていることもあります。
無添加の定義は、メーカーによってさまざまですが、ビタミンやミネラルのようなワンちゃんに必要な栄養素が添加されている場合や酸化防止剤などドッグフードの品質を維持するための添加物が配合されている場合でも、無添加と表示されていることがあるため、原材料表をよく確認することが必要です。
全ての栄養を天然食材のみで摂取できることにこだわり作られているドッグフード工房のドッグフードは、天然食材のみで総合栄養食としてAAFCO基準を満たしている世界でも数少ないフードです。
関連記事:無添加ドッグフードのおすすめ
国産のおすすめドッグフード
近年、増えてきた国産のドッグフードには、こだわりの原材料やレシピのものが多くあります。
この国産表示で気をつけたいのは、海外産の原材料を使用していても、最終加工地が日本国内であれば国産と表示できるシステムです。
つまり、海外から原材料となる野菜や肉を輸入し、日本国内で最終的にドッグフードとして加工すると国産と表示できるというもの。
そのため、国産ドッグフードと表示されていても、原材料の産地まで明確に記載されているものを選ぶことがおすすめです。
うまかは、博多で人気のブランド鶏「華味鳥」を自社で飼育から加工まで行っている福岡の鶏肉専門の企業が製造するドッグフードです。
博多のブランド鶏をふんだんに使用し、ヒューマングレード、グルテンフリーと安心安全にこだわったドッグフードとして人気急上昇中です。
関連記事:国産ドッグフードおすすめランキング!無添加・安全・グレインフリー
海外のおすすめドッグフード
ドッグフードは、19世紀に世界でもペット先進国として名高いイギリスで製造されたクッキーがそのルーツです。
その後、粗悪なフードが出回るなどしてドッグフードはワンちゃんの健康に害を及ぼすものとされてきましたが、その後、ワンちゃんの健康に対しての認識が高まり、質の良いドッグフードが多数製造されるようになりました。
そのため、海外には古くからワンちゃんの健康や生態に関して研究が行われ、ドッグフードを開発・製造しているメーカーが数多くあります。
海外で製造されているドッグフードは、動物性たんぱく質をたっぷり使用してるものが主流で、原材料もチキンやラムに限らず、国産では見かけることがないバイソン、ターキーなど豊富な種類がラインナップされていることが特徴です。
アメリカ産のドッグフードのオリジンは、多種多様な動物性たんぱく質をたっぷりと使用、ワンちゃんの健康維持をサポートするために低GI食材にこだわり、自社工場で製造していることが特徴です。
関連記事:海外ドッグフードランキング
グレインフリーのおすすめドッグフード
穀物を消化するのに役立つ消化酵素のアミラーゼが少ないワンちゃんは、とうもろこしや米、大麦、小麦などの穀類の消化が苦手です。
しかし、ドッグフードにはこれらの穀類が配合されていることが多く、長期間食べ続けることで、皮膚炎や涙やけなどアレルギー性の症状を発症するワンちゃんが増えていることから注目されています。
また、グレインフリーのドッグフードには、動物性たんぱく質を多く配合しているレシピが多いため、たんぱく質をたっぷり摂取したいワンちゃんに向いています。
ここで気をつけたいのは、穀物の代わりに豆類が配合されている点。
豆類はワンちゃんの心臓病の原因となるという研究報告があるため、配合されている量や調理法などに気をつけることが大切です。
チキン、サーモン、ココナッツオイル、りんご、かぼちゃ、海藻類とシンプルな原材料で作られているモグワンは、穀物だけではなく豆類にも気をつけたいワンちゃんにおすすめできるドッグフードです。
関連記事:グレインフリードッグフードおすすめランキング!国産や市販のおすすめはある?
グルテンフリーのおすすめドッグフード
ワンちゃんは、雑食へと消化器官が進化したとされていますが、腸管が短いために小麦などの穀類の消化は苦手です。
小麦粉に含まれているたんぱく質には、水に溶けるたんぱく質のアルブミン、グロブリンと水に溶けないたんぱく質のグリアジン、グルテニンの2種類があります。
グルテンは、水に溶けないたんぱく質のグリアジンとグルテニンから生成される小麦粉特有の成分です。
グルテンは摂取すると、体調不良やアレルギーを発症する可能性があるため、人では小麦アレルギーやグルテン不耐症と呼ばれています。
グルテンは消化分解されにくいため、長い時間腸の中にとどまってしまうため、粘膜が炎症を起こし、体調不良やアレルギーを発症する原因となるのです。
ただし、近年の研究ではグルテンそのものが体調不良を引き起こすのではなく、小麦の品種改良や農薬、肥料の大量使用また輸出の際に使用される防カビ剤、殺虫剤、小麦粉を精白する時に使用される漂白剤などが体調不良の原因である可能性も示唆されています。
ワンちゃんは、特にこのような化学物質には敏感に反応が出るため、皮膚疾患やお腹の不調を発症する可能性があるのです。
そんなワンちゃんには、アレルギーにも対応するグルテンフリーのこのこのごはんがおすすめです。
関連記事:グルテンフリードッグフードのおすすめはこれ!国産や市販を紹介
オーガニックのおすすめドッグフード
ワンちゃんの健康を考え、オーガニックのドッグフードを探している方におすすめなのが、オーガニックの原材料にこだわって作られているドッグフードです。
オーガニックの定義は、化学肥料を使わずに、自然の恵みを活かして栽培された野菜や果物などの農産物や有機栽培された飼料を与え、ストレスのない飼育方法を行って育てた牛、馬などの家畜や鶏、うずらなどの家禽に対してオーガニックまたは有機の表示が許されています。
ただし、オーガニック=無農薬ではないため、オーガニックと表示されていても、農薬を使用していることがあります。
「人と同じ基準の食材を」をモットーに人間の赤ちゃん基準のオーガニック素材を使用し作られているソルビダのドッグフード。
オーガニック飼料で育てられた家禽にこだわり、アレルゲンとなる原材料を排除したグレインフリーフードにリニューアルされたドッグフードは、最新のペット栄養学に基づいた理想的な栄養バランスで作られています。
ヒューマングレードのおすすめドッグフード
パッケージに、「ヒューマングレード」と書かれていると、安心なドッグフードであるというイメージを持ちますが、無農薬と同じようにヒューマングレードにも特別な規定はありません。
ヒューマングレードは、ドッグフードメーカーが考えた安心で安全なドッグフードのイメージを表す言葉ですが、残念ながらドッグフードの原材料には、「食品衛生法」のような法律はありません。
そのため、各製造メーカーの良心に委ねられているのが現状ですが、ペットフード安全法によって、ドッグフードの品質管理、安全性が求められているため、ヒューマングレードと表記されているドッグフードは、より質の高いドッグフードと位置づけすることがおすすめです。
そんなヒューマングレードの表記がされているドッグフードの中でも、定期購入できる人気のドッグフードがうまかです。
うまかは、博多で人気のブランド鶏「華味鳥」を自社で飼育から加工まで行っている福岡の鶏肉専門の企業が製造するドッグフードで、とことんこだわった新鮮素材を厳選し、自社工場で手作りされています。
→うまか公式サイトをみてみる.jpg)
関連記事:ヒューマングレードとは?ドッグフードのおすすめと選び方
獣医師おすすめのドッグフード
ショップだけではなく通販でもさまざまなドッグフードがあり、どのドッグフードが愛犬に適しているのか、何を与えればが健康が維持できるのかなど、ドッグフード選びの悩みは尽きません。
もし、数あるドッグフードに悩んでしまったら、まずは獣医師推奨や獣医師監修など、獣医師と連携して製造しているドッグフードを選んでみましょう。
獣医師が推奨しているドッグフードの特徴は、添加物やワンちゃんの健康にリスクとなる原材料を使用せず、最新の栄養基準を満たしているものが多くあります。
また、どのようなタイプのワンちゃんに適しているか、健康へのメリットなど、獣医師が推奨ポイントをコメントしているドッグフードもあるので、ドッグフード選びの参考になります。
偏食気味のワンちゃんでも食いつきの良さで定評のあるモグワンは、幅広く獣医療に見識を持つ獣医師が推奨しているドッグフードです。
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ダイエットなど低脂肪のおすすめドッグフード
ワンちゃんの肥満は飼い主の責任と言われています。
ワンちゃんが太る最も大きな原因は、食べ過ぎと運動不足です。
このほかに、去勢や避妊の影響から食欲が増進したり、ホルモンの異常や内臓疾患、循環器疾患なども肥満の原因となります。
また、肥満となることで、さらに運動不足に拍車がかかり、ますます体重が増えてしまうという負の連鎖が起こります。
そして、肥満の影響から心臓病や呼吸器の病気、糖尿病、関節炎など骨関節の病気、尿路結石などさまざまな病気を発症するリスクが高まります。
さらに、免疫力が低下することで、感染症をはじめ病気を発症するリスクが高まるのです。
人間と同じようにワンちゃんにとっても肥満は万病の元。
獣医師からダイエットを指示された場合はもちろん、BSCスコアが4以上の体型になった場合は、おやつなどの間食はもちろん脂肪分の多いドッグフードを中止し、ダイエットを目的とした低脂肪タイプに変更することがおすすめです。
犬心 糖&脂コントロールのドッグフードは、フレッシュな生牛肉、生鶏肉、生馬肉をベースに、メタボや肥満、膵炎、高脂血症、糖尿病などワンちゃんが併発しやすい疾患をケアするレシピが特徴です。
関連記事:低脂肪ドッグフードおすすめランキング!膵炎やダイエットに
痩せすぎのワンちゃんにおすすめの太らせるドッグフード
ワンちゃんの身体をみて、脂肪がなく肋骨が浮き出ている、お腹がへこんでいる、腰骨が突き出ているなど極端な砂時計型の体型をしている場合は、痩せすぎていると考えましょう。
ワンちゃんが痩せすぎている場合は、栄養不足、運動のしすぎ、体質、ドッグフードが消化吸収されていないなど、さまざまな原因が考えられます。
まずは、痩せすぎている原因を探り、どの程度の痩せ具合か、体全体を触ってチェックしましょう。
また、お腹を壊しているなど体調不良によって痩せてきている場合は、重大な病気が隠れていることもあるため無理に太らせようとせずどうぶつ病院を受診することも必要です。
痩せすぎているからといって、ドッグフードの一回の給餌量を増やしてしまうと、ワンちゃんが消化できない可能性もあるため、給餌量はそのままで摂取カロリーの高いドッグフードに切り替えることがおすすめです。
新鮮な牛肉、鶏肉、馬肉、魚肉と種類豊富な動物性たんぱく質をベースにバランスよく栄養素が摂取できる100%無添加の国産ドッグフード・ナチュロルは、食いつきがよくまた消化吸収力の高さが特徴で、代謝エネルギーが100gあたり約400kcalと他のドッグフードに比べ高めとなっているため、痩せすぎのワンちゃんにおすすめです。
関連記事:犬を太らせるドッグフード!痩せすぎにおすすめランキング
食いつきのいいドッグフードのおすすめ
プレミアムフードと呼ばれている高級なドッグフードや食いつき抜群と表示されているドッグフードを購入しても、ワンちゃんが食べてくれないことがあります。
ワンちゃんにもそれぞれ味や香りの好みがあるため、すべての子がどんなドッグフードでも食べてくれるとは限りません。
特に小型犬には好き嫌いのはっきりしている子が多いため、ドッグフード選びに悩む飼い主も多いはず。
食いつきは、見た目や味よりも香りが重要です。
食いつきの良いドッグフードを探している場合は、食いつきの良さはもちろん香りにこだわった製品を選ぶことがおすすめです。
新鮮な放し飼いの鶏生肉を50%以上使用、さらに旨みが凝縮されているチキングレイビーを配合した小型犬が食べやすい小粒に仕上げられたカナガンは、食いつきの悪いワンちゃんにもおすすめできる食いつきの良さに定評があるドッグフードです。
関連記事:食いつきのいいドッグフードランキング!おすすめの美味しい餌はどれ?
原材料(主原料)別おすすめドッグフード
ドッグフードを選ぶ時に最も気にしたい原材料が主原料です。
ドッグフードの主原料は、チキン、ラム、サーモンなどと表記されている動物性たんぱく質です。
ワンちゃんにとって最も必要となる栄養素が動物性たんぱく質であるため、主原料には肉類や魚類が用いられます。
愛犬の好みの味はもちろん、疾患がある場合には、原材料別にドッグフードを選ぶことがおすすめです。
ドッグフードのパッケージに記載されている原材料表には、多く含まれている食材から順番に記載されています。
良質なドッグフードには、チキン、ラム、サーモンなど主原料である動物性たんぱく質が先頭に記載されていますが、中には、「とうもろこし」や「玄米」などの穀類が先頭に記載されているドッグフードも多くあるためドッグフードを購入する際には、しっかりと家訓インすることが大切です。
ラム肉のおすすめドッグフード
高タンパク低脂肪のラム肉は、肥満傾向にあるワンちゃんやアレルギーを持っているワンちゃんに人気のあるドッグフードです。
ラム肉はチキンに比べると高価ですが、10種類の必須アミノ酸、鉄分、オメガ3脂肪酸、ビタミンB群、亜鉛、Lカルニチンなど豊富な栄養が特徴で、アレルギーが出にくいことから多くのわんちゃんに支持されています。
ペット先進国イギリスで多くの飼い主に愛されるドッグフードのアランズナチュラルは、「野生のワンちゃんが自然の中で食べていた食事をできる限り忠実に再現」することをモットーに余計なものは配合せず、ワンちゃんに必要な栄養素を厳選し、9種類の自然素材のみで作られています。
グラスフェッドのラム肉をたっぷり使用していることが最大の特徴で、ラム肉をベースとしたドッグフードを探している方におすすめです。
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鹿肉のおすすめドッグフード
高タンパク低カロリー食ながら、アレルギーになりにくい動物性タンパク質として、愛犬のアレルギーに悩む飼い主から近年、注目されているのが鹿肉(ベニソン)ベースのドッグフードです。
鉄分が豊富な鹿肉には、アミノ酸、ビタミンAや青魚に含まれている不飽和脂肪酸であるDHAもたっぷり含まれています。
中でも、鹿肉に多く含まれているアミノ酸の一種であるアセチルカルニチンは、ストレス軽減、疲労回復効果が期待できる成分です。
さらに、ワンちゃんの健康維持に必要な炭水化物や脂肪などを効率よくエネルギーに変換する水溶性ビタミンのビタミンB群も豊富に含まれています。
疲労回復のビタミンと呼ばれるビタミンB群のうち、ワンちゃんの健康維持に必要なビタミンは9種類で、このうちビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12が鹿肉には多く含まれています。
さらに、鹿肉には炎症を抑える効果のある不飽和脂肪酸も含まれているため、皮膚や被毛の健康維持にも役立ちます。
健康で長生きをモットーに作られている国産のグレイングリードッグフード、ファインペッツは、鹿肉をベースにアスタキサンチンやオメガ3脂肪酸をたっぷり含むサーモンを採用し、また大粒、小粒と粒の大きさを選べることから、小型犬だけではなく中型犬、大型犬にもおすすめです。
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馬肉のおすすめドッグフード
鹿肉のドッグフードに注いで人気急上昇中の主原料が馬肉です。
生で与えることができる動物性たんぱく質として人気の馬肉ですが、最近ではドライフードの主原料としても用いられるようになってきました。
高タンパク低脂肪で疲労回復にも役立つ馬肉は、プロスポーツ選手の栄養源としても人気のある食材です。
馬肉にはアミノ酸、亜鉛、鉄分、グリコーゲンが豊富に含まれています。
これらの栄養素は、ワンちゃんの筋肉を維持し、疲労回復に役立つ上、脂肪がつきにくいことが特徴です。
また、エネルギー源となるグリコーゲンが馬肉には牛肉の約2倍含まれています。
多くの獣医師から推奨されるドッグフード工房のドッグフードは、独自の生作り製法を採用し、放牧馬肉をメインに国産鶏肉、国産鹿肉を配合したドッグフードです。
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関連記事:馬肉ドッグフードおすすめランキング!グレインフリーや無添加も
サーモンのおすすめドッグフード
チキンにアレルギーがあったり、肉食を抑えなくてはいけないワンちゃんに最適なドッグフードがサーモンを使ったフードです。
アミノ酸バランスに優れたサーモンには、抗酸化作用の高いアスタキサンチンや脳内ケアにも役立つ不飽和脂肪酸のDHA、血液サラサラ効果が期待できるEPAが豊富に含まれていることが特徴です。
またサーモンは、カルシウムの吸収率をサポートするビタミンDの含有量が多いことも特徴の一つ。
このほかに、抗酸化作用の高い脂溶性のビタミンEやDNAの生成をサポートするビタミンB12も豊富に含まれています。
アメリカで人気のドッグフードブランド・アーテミスがリリースしているオソピュアサーモン&ガルバンゾーは、サーモンをベースに植物性たんぱく質が豊富なひよこ豆を配合、栄養効果を落とさず、酸化しにくい独自のヒートアイソレートテクノロジー製法によって製造されています。
おすすめの高級プレミアムドッグフード
ワンちゃんの健康を第一に考えて作られているドッグフードを基本的にはプレミアムドッグフードと呼びます。
プレミアムには「上質な」という意味があるため、良質な動物性たんぱく質を使用し、添加物などを使わずに作られている栄養、安全性にこだわった品質の高いドッグフードを指します。
そのため、一般的なドッグフードに比べると価格帯も高価である事も特徴と言えます。
ただし、高級プレミアムドッグフードとしながら、穀類が主原料となっているドッグフードやかさましに動物性たんぱく質以外の原料を多く配合していたり、原材料の原産国やドッグフードの生産国の表示がない場合もあるため、選ぶ時には注意が必要です。
最近では数多くの高級プレミアムドッグフードが販売されていますが、中でも人気のあるブランドがカナガンです。
カナガンは、動物性タンパク質の含有量が多く、ワンちゃんが本来持っている食の本能を刺激するレシピでアレルゲンとなる穀物を排除したグレインフリーが特徴のドッグフードです。
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関連記事:プレミアムドッグフードおすすめランキング!国産も含め比較
市販のおすすめドッグフード
ドッグフードを選ぶ時にもっとも気になるのが、ランニングコストです。
ワンちゃんの健康を考え最高品質のものを与えてあげたいと思いながらも、毎日のコストを考えると足踏みしてしまう方も多いはず。
平均的なドッグフードにかけられる費用は、1kgあたり2000円程度と言われています。
あまりに激安なものは品質に不安があるけれど、最高級のものでは家計を圧迫してしまいかねない、そんな飼い主におすすめしたいドッグフードブランドが老舗の大手メーカーです。
老舗のメーカーは、独自の研究やドッグフード作りのノウハウを長期にわたって蓄積してきているため、ワンちゃんの食いつきから健康についてまでのさまざまなデータをもとにドッグフードの製造を行っています。
また、老舗メーカーのドッグフードは市販品として比較的容易に入手できる事も特徴の一つ。
そんな老舗メーカーの中でも、獣医師からも評価を得ているのがロイヤルカナンです。
適切な栄養バランスこそが最良の薬であるをモットーに、半世紀にわたりドッグフード作りを行い多くの飼い主から支持を得ています。
ホームセンターの安いドッグフードのおすすめ
最近では、ホームセンターでもさまざまな種類のドッグフードが販売されています。
また、ホームセンターで販売されているドッグフードは比較的リーズナブルなことが大きな特徴で、キロ単価1000円以下のものが多くあります。
安価なため、ワンちゃんの健康にとって有害な添加物が含まれている可能性もあるのでは?と不安になる方もいると思いますが、日本で販売されているドッグフードには、「ペットフード安全法」が適用されているため、ワンちゃんの健康を脅かすほど危険なドッグフードは販売されていません。
ただし、「ペットフード安全法」に則って製造されているドッグフードには、「総合栄養食」と表記があるものに限られます。
そのため、「総合栄養食」の表記がされていないものには注意が必要です。
ホームセンターで販売されている数多くのドッグフードの中でもおすすめはサイエンスダイエットです。
ライフステージ別のドッグフードを長年にわたり製造・販売してきているサイエンスダイエットは、ドッグドライフード市場5年連続1位の販売実績を誇る老舗のメーカーです。
関連記事:ホームセンターのドッグフードのおすすめ!安い市販は危険?
小型犬・超小型犬におすすめのドッグフード
体が小さく1回の食べる量が少ない超小型犬や小型犬は、好き嫌いや食べムラがあることも多いため、どのようなタイプのドッグフードを選べばいいのか悩むところです。
最近では、ドッグフードのパッケージに、超小型犬用や小型犬用と表示された商品も多くありますが、超小型犬・小型犬用に開発されたレシピで作られているとは限りません。
また、超小型犬・小型犬は、ドッグフードの影響を受けやすく、涙やけや皮膚トラブルなども起こしがちです。
そんな超小型犬・小型犬に適しているドッグフード選びのポイントは、小さな口でも食べやすい小粒であることが第一条件です。
また、少ない量でもしっかりと動物性たんぱく質を摂取できるレシピであることが大切です。
数多くある超小型犬・小型犬向けドッグフードの中でおすすめなのが、粒の大きさが7〜8mmと小さく、原材料に生肉を100%使用しそのまま加工しているこのこのごはん。
単一の動物性たんぱく質を使用しているドッグフードでは、飽きないようにフードローテーションが必要となりますが、このこのごはんは、鶏のささみ、鹿肉、マグロと3種の動物性たんぱく質が配合され食いつきがいいことでも人気があります。
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関連記事:小型犬ドッグフードおすすめランキング!超小型犬にも安全
トイプードルにおすすめのドッグフード
まるでぬいぐるみのような可愛さが特徴のトイプードルは、13年連続してペット損害保険会社アニコムが発表する人気犬種ランキングナンバー1に輝く日本で最も人気のある犬種です。
クルクルカールした被毛はカットによってさまざまな表情を演出することができ、また大きな瞳で飼い主だけではなく多くの人を魅了することが人気の秘密。
超小型犬に分類されるトイプードルですが、ぬいぐるみのような可愛らしさとは裏腹に運動能力が高く、好奇心が強い事も特徴です。
また、4タイプあるプードルの中で最も賢いとされています。
そんなトイプードルは、その運動能力の高さから骨折などの怪我などをしやすいことも。
その他に、皮膚炎や外耳炎、涙やけなども発症しやすい犬種です。
そのため、トイプードルにはカルシウムがたっぷり摂取できる動物性タンパク質が豊富で、涙やけや皮膚炎の原因となりやすい添加物やアレルギーを発症しやすい穀類を使用していないこのこのごはんがおすすめです。
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関連記事:トイプードルのドッグフードおすすめ人気ランキング。涙やけにいい餌は?
チワワにおすすめのドッグフード
日本のみならず世界中の人気犬種ランキング上位に入り続けている超小型犬がチワワです。
クリクリの大きな瞳と大きな耳、華奢な体つきが特徴で、数々の映画やテレビCMに出演していることも人気の理由の一つ。
一人暮らしや集合住宅でも飼育可能と言われているチワワは、世界一小さな犬として知られています。
遊ぶことが大好きで、好奇心が旺盛なチワワは、見た目の可愛さからは想像できないアクティブで勇敢な面があるため、思わぬ骨折や関節のトラブルを起こしかねません。
また、涙焼けが多く見られるのもチワワの特徴と言えます。
そんなチワワには、動物性蛋白質が豊富で少量でもしっかり必要な栄養が摂取できる上、涙やけの原因の一つでもある添加物を使用していないドッグフードこのこのごはんがおすすめです。
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ミニチュアダックスフンドにおすすめのドッグフード
胴長短足の姿と気品ある顔立ちから人気沸騰中のミニチュアダックスフンド。
日本では、愛玩犬として飼育されていますが、ヨーロッパではアナグマ猟を使役として現役で活躍している狩猟犬種です。
そんなミニチュア・ダックスフンドが発症しやすい病気のひとつが椎間板ヘルニアです。
四肢の短いミニチュアダックスフンドは、生まれつき骨が成長しにくくなる軟骨異栄養性犬種と呼ばれる犬種です。
これは、穴蔵で狩猟をすることを使役とするダックスフンドは、四肢の成長が早く止まり、短足になるように作出されたことが原因で発症する遺伝病です。
この病気によって、3歳〜7歳で椎間板の水分量が減少してしまい椎間板に弾力性がなくなるため、階段の上り下りやジャンプなどの衝撃によって軟骨がダメージを受け、椎間板ヘルニアを発症しやすくなると考えられています。
また、長時間同じ姿勢で背骨や関節、腰・筋肉に負担がかかるキャリーバッグやカートでの移動も発症の原因となります。
さらに、肥満も椎間板ヘルニアの引き金となる可能性があります。
そのため、食生活には十分に気をつけることが大切で、食事によってしっかりとした筋肉をつけておくことは、ミニチュアダックスフンドのQOLにとって有効です。
そんなバランスの良い食生活のためにおすすめするドッグフードが、チキン生肉と生サーモンといった動物性たんぱく質を50%以上配合したグレインフリーのモグワンです。
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マルチーズにおすすめのドッグフード
シルクのように美しい真っ白な被毛が人気のマルチーズはポメラニアン、ヨークシャー・テリアと並び三大室内犬としてブームを起こしたこともある犬種です。
3000年以上の歴史がある古代犬で「犬の貴族」と呼ばれていたマルチーズは、人類にとって初めての愛玩犬として肖像画をはじめ陶器の壷や食器に描かれた愛玩犬の代表的存在として世界中で人気を誇っています。
抱っこ犬として人気のあるマルチーズですが、小さく華奢なカラダながら活発で走り回ることが大好きな犬種のため、骨折などの怪我をしやすいため、滑りやすいフローリングの床や階段、高いところへのジャンプなどには注意が必要です。
また、真っ白なストレートの地面に届くほど長い被毛は、もつれやすく毛玉になりやすいため、手入れを怠ると皮膚炎など皮膚トラブルの原因となります。
さらに、アレルギーによる皮膚炎も発症しやすいため、アレルギーに配慮したグレインフリーのドッグフード・モグワンがおすすめです。
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ヨークシャーテリアにおすすめのドッグフード
「動く宝石」と呼ばれたこともあるヨークシャーテリアは、美しい被毛が魅力でカットスタイルによってさまざまな表情を見せる人気の高い超小型犬です。
ヨーキーの愛称で親しまれ、イギリスでは古くから愛玩犬として飼育されてきましたが、その可愛い容姿とは裏腹に、テリア特有の警戒心と勇敢さを持ち合わせ、ネズミなどのげっ歯類を捕獲する使役犬として活躍していたことが特徴です。
遊ぶことが大好きで活発なヨーキーですが、華奢なため脱臼や骨折には気をつける必要があります。
このほかに、皮膚炎や外耳炎などにかかりやすくまた、消化器官が関係する門脈シャントやタンパク漏出性腸症の好発犬種として知られています。
門脈シャントは、胃や小腸、大腸、膵臓、脾臓などの消化管から流れ出た血管が集まって肝臓に入っていく門脈と呼ばれる静脈と別の血管との間にシャントと呼ばれる異常な血管が形成される病気です。
肝臓は消化器から栄養素が送られ、アンモニアなどの毒素を解毒する器官ですが、本来肝臓に入るべき血液がシャントを経由することによって、解毒されずに全身を巡ってしまうため、肝臓の病気や成長不良などが引き起こされます。
また、ヨークシャーテリアに多く発症する病気がタンパク漏出性腸症です。
たんぱく漏出性腸症は、下痢や嘔吐を繰り返すなどの消化器症状や、体重が減ってくるなど元気に見えるけれど様子がおかしいなどの症状が現れます。
このたんぱく漏出性腸症は、リンパに関する病気やさまざまな胃腸炎、腸疾患などの基礎疾患があると血液中のたんぱく質が消化管へ漏れ出てしまい血液中のたんぱく質が失われる病気で、低たんぱく血症と呼ばれます。
どちらの病気にも低脂肪のドッグフードが推奨されるため、健康なヨークシャーテリアはもちろん、病気を発症している子にも低脂肪食である「このこのごはん」がおすすめです。
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ミニチュアシュナウザーにおすすめのドッグフード
世界中で「理想的な家庭犬」と呼ばれ愛されているミニチュアシュナウザーは、名前の由来でもある威厳を感じさせる口ひげが特徴の小型犬です。
ドイツ原産らしいその厳格な雰囲気とは裏腹に、明るく活発で賢く飼い主に忠実と家庭犬に求められる要素が3拍子揃っている人気の犬種です。
大きな農場でネズミ退治や害獣駆除のために、番犬として活躍していた歴史を持つミニチュアシュナウザーは、小型犬の中でも運動欲求の多い犬種です。
運動量が少ないとストレスがたまったり、肥満になりやすい傾向にあるため、毎日の運動としっかりした食事管理が必要となります。
また、ミニチュアシュナウザーは尿路結石や胆石症を発症しやすい犬種としても知られています。
どちらの病気も小型犬に多い病気ですが、特にミニチュアシュナウザーは遺伝的に好発犬種です。
ミニチュアシュナウザーが発症しやすい尿路結石は、シュウ酸カルシウム結石とストルバイト結石で、どちらも食事の管理が必要です。
また、胆石症は胆汁が石のように硬くなる病気で、重症化すると胆嚢が破裂したり、胆汁が腹腔内に溢れ腹膜炎を引き起こすなど命にかかわることもあります。
尿路結石症、胆石症どちらもたんぱく質を制限した適切な食事を与えることが大切なため、比較的たんぱく質や脂質の少ない「このこのごはん」がおすすめです。
もし尿路結石や胆石症が改善されない場合は、獣医師の指示に従って療法食に切り替えましょう。
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パグにおすすめのドッグフード
シワシワの顔にクリクリした大きな瞳につぶれた鼻がなんとなく困り顔に見えるパグは、中国原産の犬種で、古くから上流階級の愛玩犬として可愛がられてきました。
現代では、ブサカワ犬ブームで一躍人気犬種の仲間入りを果たし、世界中で家庭犬として愛されています。
人間にとって最良のパートナードッグとなるために、性格、容姿ともに古代より改良が重ねられてきたパグ。
他の犬種に比べ、子犬の頃から落ち着いた性格で、訓練も難しくありませんが、頑固な一面やわがままな面を見せることがあるため、しっかりとしたしつけが必要です。
エネルギッシュで遊び好きな一面があるパグは、筋肉質で逞しいカラダの持ち主ですが、長時間の激しい運動や気温の高い日の外出は短頭種のパグにとっては危険です。
パグには、その容姿から特有の病気があります。
パグの特徴でもある鼻ぺちゃの容姿を作出するための交配を重ねた結果、極端に鼻孔が狭い、喉の奥にあるヒダが長いなど、短頭種特有の病気である短頭種気道症候群を発症していることが多く、特に激しい運動をした後や暑い日に呼吸困難に陥りがちです。
また、愛嬌のあるシワシワの顔だちですが、シワが多いため埃や汚れ、皮脂などがたまりやすく、皮膚炎を発症しやすいため毎日のお手入れが欠かせません。
短毛で剛毛のパグは、耳の中に大量の抜け毛が入ることで、抜け毛によって耳の中が刺激され、外耳炎を発症しやすいことも特徴です。
さらにパグは肥満になりやすい犬種のトップでもあるため、ドッグフード選びは慎重に行いたいところ。
そんなパグには、高たんぱく・低脂肪・低カロリーで、皮膚トラブルに役立つオメガ3脂肪酸が含まれているドッグフードモグワンがおすすめです。
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シーズーにおすすめのドッグフード
美しい被毛と鼻ぺちゃの愛らしい顔、穏やかで友好的な性格が人気のシーズー。
シーズーは、その顔がライオンに似ていることから中国語でライオンドッグを意味するシーズークウと名付けられた中国原産の犬種です。
中国の宮廷では数々の皇帝から寵愛を受け、かの西太后から溺愛され門外不出の犬として、宮廷内で繁殖が行われていました。
クリクリした瞳と鼻の周りの被毛が特徴で、菊の花のように見えることから菊の花のような犬を意味する「クリサンセマム・ドッグ」とも呼ばれているシーズーには、ペキニーズの血が流れているため、鼻ぺちゃな顔立ちが特徴です。
そんなシーズーは、皮膚が弱いため皮膚炎を発症しやすく、涙焼けが出やすいことで知られています。
また、長い被毛に覆われた垂れ耳は、外耳炎になりやすくこまめなケアが必要です。
さらにシーズーは、加齢とともに小型犬が発症しやすい心臓の病気「憎帽弁閉鎖不全症」の発症率が高いため、5歳を過ぎて夜中に咳が出る、疲れやすい、散歩に行きたがらないなどの症状を見せたらこの病気を疑い、どうぶつ病院を受診しましょう。
そんな運動量が少ないシーズーには、少量でも栄養がたっぷり摂取でき、また皮膚の健康に配慮しオメガ3脂肪酸を配合したドッグフードモグワンがおすすめです。
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中型犬におすすめのドッグフード
ドッグフードを選ぶときに小型犬用、中型犬用などと分類されていることがあり、愛犬がどの分類に入るのか悩むことがありませんか。
日本では、超小型犬(5kg未満)、小型犬(10kg未満)、中型犬(25kg未満)、大型犬(40kg未満)、超大型犬(40kg以上)と犬の体重に合わせて5種類のサイズに分類されることが一般的です。
ただし、各ケネルクラブが明確な基準を設けているわけではないため、日本の住環境に合わせた一般的なサイズ設定であると認識することがおすすめです。
例えば、柴犬は日本犬保存協会では小型犬に分類されていますが、一般的には中型犬と認識されています。
また、日本では大型犬として認識されているゴールデンレトリバーは、欧米では中型犬に分類されています。
そのため、ドッグフードを選ぶときにも国産と海外産のドッグフードとでは基準が異なる場合があるため、給餌量などはよく確認することが必要です。
サイズの規定が曖昧で、活動量が一定ではない中型犬には、全犬種対応のドッグフードモグワンを選ぶことがおすすめです。
中でも、モグワンは成犬の体重を1kg〜35kgまで5kgごとに分類し給餌量を提示しているため、与えるドッグフードの量を間違えることがありません。
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柴犬におすすめのドッグフード
日本を代表する柴犬は、野山を駆け回る猟犬として活躍していた犬種です。
有能な猟犬であった柴犬は、運動能力に優れ、頑固な一面を持ち合わせていることも特徴の一つと言えます。
生活環境の適応能力には優れている柴犬ですが、夏の暑さや湿度の高い気候は得意ではありません。
そんな柴犬は、オーバーコートとアンダーコートを持つダブルコートが特徴の犬種です。
特に、柴犬のアンダーコートは毛量が多く、春と秋の換毛期には想像以上の抜け毛が出ます。
そのため、被毛や皮膚のケアを怠るとアレルギー性皮膚炎やアトピー性皮膚炎を発症してしまうことがあります。
また、柴犬は食物アレルギーも起こしやすい犬種。
そんな柴犬には、皮膚や被毛の健康に有効なオメガ3脂肪酸を含む食材を配合しているドッグフードに加えセラミドが配合されているサプリメントを摂取することがおすすめです。
特に、食物アレルギーがある場合には、単一の動物性たんぱく質を使用しているドッグフードが適しているため、アレルギー対策に適しているラム肉を使用したアランズナチュラルドッグフードがおすすめです。
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コーギーにおすすめのドッグフード
短足胴長とコケティッシュな容姿で、元気いっぱいお尻をフリフリしながら歩くコーギーは常に上位を占める人気犬種ですが、実は牧羊犬の資質を持つ運動能力が高い犬種です。
イギリスが原産のコーギーには「ウエルシュ・コーギー・ペンブローク」と「ウエルシュ・コーギー・カーディガン」の2種類があります。
日本では室内で飼える中型犬としてウエルシュ・コーギー・ペンブロークが人気です。
本来のコーギーは、広い牧場で牛や羊を走りながら追いかけ、かかとを噛んだり、吠えながら誘導する使役を持っている勇敢な性格が特徴の牧畜犬です。
そんなコーギーは、その体型から椎間板ヘルニアや変性性脊髄症の好発犬種であることが知られています。
コーギーが椎間板ヘルニアを発症する原因の一つが肥満です。
食べることが大好きなコーギーは、肥満になりやすく体重が腰に負担をかけることで椎間板ヘルニアを発症するとされています。
また、椎間板ヘルニアと似た症状の変性性脊髄症は、遺伝的要素が大きく関係している進行性の病気です。
どちらも発症するとコーギーのQOLに大きな負担をかけるため、食事管理には十分気をつけることが大切です。
さらに、年間を通して抜け毛が多く、換毛期にはたくさんの抜け毛が出ることから皮膚と被毛のケアも念入りに行う必要があります。
食欲旺盛なコーギーには、カロリーを抑えた総合栄養食「このこのごはん」がおすすめです。
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大型犬におすすめのドッグフード
ラブラドールレトリバーやゴールデンレトリバー、アイリッシュセターなど体重が25kg以上ある大型犬は、健康を維持する上で良質なドッグフードを選ぶことが大切です。
大型犬のドッグフード選びでのポイントは、大きな体を支える筋肉をしっかり維持しながら、余計な脂肪をつけず肥満にならないレシピであることが第一条件です。
そこでチェックしたいのが、主原料に良質な動物性たんぱく質がたっぷり配合されているだけではなく、野菜やフルーツ、豆類など植物性の原材料がバランスよく含まれていること。
また、必須ミネラルやビタミンがしっかり含まれているかも気を配りたいところです。
特に大型犬は、関節炎や股関節形成不全など関節に関わる病気を発症することが多いため、コンドロイチンやグルコサミンなど関節をサポートする成分が配合されているかも確認しましょう。
さらに、早食いを防止するために粒の大きさにも注目することが大切です。
ネルソンズドッグフードは、大型犬をターゲットにイギリスのブリーダーが開発したドッグフードです。
大型犬に最適な栄養バランスを考慮したグレインフリーのネルソンズドッグフードは、大型犬に適した大きめの粒でかつコスパの良さも魅力です。
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ラブラドールレトリバーにおすすめのドッグフード
ラブラドールレトリーバーは、盲導犬や聴導犬をはじめ災害救助犬など働く犬として活躍している世界で最も有名なレトリーバーです。
短毛で活発、食べることと泳ぐことが大好きな犬種です。
ラブラドール・レトリーバーの最大の魅力は、人の指示を聞くことができながら、自分で考えて行動することができる能力の高さです。
これは「不服従の服従」と呼ばれ、盲導犬には欠かせない訓練の一つとなっています。
この賢さは、全レトリーバーの中でもラブラドール・レトリーバーならではのもの。
最良のコンパニオンドッグとして世界中から認められているラブラドールレトリバーですが、盗み食いや誤飲はラブラドールの得意技とも言えます。
そのためラブラドールレトリバーは肥満にも注意が必要ですが、最も気にしたいのが胃拡張、胃捻転です。
大型犬に多い胃拡張、胃捻転の原因ははっきりと解明されていませんが、早食いや食後すぐの急激な運動、ストレス、胸が深い骨格、遺伝などによって発症するとされています。
また、垂れ耳のラブラドールレトリバーは、外耳炎の好発犬種です。
そんなラブラドールレトリバーには、ゆっくり食べられる大粒で消化の良い食材を使用したドッグフードを選びましょう。
運動欲求が高く水遊びが大好きなため、筋肉を維持できる動物性たんぱく質たっぷりで栄養バランスに優れたネルソンズドッグフードがおすすめです。
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ゴールデンレトリバーにおすすめのドッグフード
優しく友好的な性格、それでいて運動能力に優れ人に寄り添うことをこの上ない喜びとしている大型犬がゴールデンレトリバーです。
ペット保険会社アニコムの人気犬種ランキングでは、小型〜中型犬がトップ20を占める中、唯一大型犬でランクインしている犬種でもあります。
金色に輝く美しい被毛が人気のゴールデンレトリバーは、筋肉質のボディに羽毛のような飾り気のあるフサフサの尻尾、足は比較的短く、しっかりとした体型が特徴です。
サラサラで光り輝くゴールドの被毛が魅力のゴールデンレトリバーですが、ダブルコートで抜け毛の多く、日常の被毛ケアは欠かせません。
定期的なシャンプーや適度なトリミングも大切で、皮膚のケアを怠ると膿皮症などの皮膚炎や外耳炎を発症することが多い犬種です。
ゴールデンレトリバーは、股関節形成不全や悪性腫瘍など遺伝疾患の多い犬種です。
そのため、日常の健康管理はもちろん質の良いドッグフードを与え、健康管理を行うことが大切です。
大型犬の健康維持に適した栄養バランスのネルソンズドッグフードは、細かな健康管理が必要なゴールデンレトリバーにおすすめのドッグフードです。
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子犬(パピー)におすすめのドッグフード
1歳になるまでの子犬期は、カラダの基礎となる骨や筋肉を作るとても大切な時期です。
この時期の栄養によって、将来健康な犬として長生きできるかどうかのカギとなるのです。
犬は子犬期の栄養によって将来のカラダつきや骨密度が決まります。
そのため、離乳食が終了してからの約半年間は栄養たっぷりのえさを与える必要があるのです。
子犬は、月齢によって必要とするカロリーが変わります。
手軽な方法としてドッグフードなど市販のフードのパッケージに記載されている体重に対する分量を目安としますが、子犬の時期は個体差が大きいので、食べる量、運動量、体重をチェックしながら与える量を決めることがおすすめです。
離乳食から普通のドッグフードに切り替えた3ヶ月齢の子犬の場合は、1日に3〜4回の食事が目安としましょう。
離乳食では、柔らかくふやかしていたフードを主に食べていたため、硬いドッグフードに切り替えた場合、急激に回数を減らしてしまうと、消化不良を起こしてしまいます。
子犬期は、筋肉などカラダの基礎となる組織作りをしているため、たんぱく質量は成犬の約4倍必要となります。
そのため、トッピングも可能なドッグフードを選ぶことがおすすめです。
シンプルな原材料のみで作られているモグワンは、手作り食のトッピングも可能で、成長の程度に合わせて調整できることが特徴です。
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関連記事:子犬ドッグフードおすすめランキング!パピー用の餌はどれがいい?
シニア犬(老犬)におすすめのドッグフード
若い頃はヤンチャで手に負えなかったほど元気だったワンちゃんでも、歳を重ねるごとに目に見えて身体的な衰えを見せ始めるようになります。
具体的な身体的な変化としては、筋力の衰えによる足腰の弱り、加齢による目や耳の衰えなどが現れます。
また、寝てばかりいるようになる、トイレを失敗する、短気になる、頑固になるなど、生活のスタイルにも変化が見えてきます。
歳を重ねたことで発症する病気、身体的な衰えは、人間と同じように犬にも起こります。
特に、シニアは歯周病など口の中の環境が悪化しやすいことが特徴です。
口の中の環境が悪化すると、食欲が落ちたり、痛みから食事を嫌がるようになります。
そんなシニアにも柔らかく食べやすいドッグフードがブッチです。
ウエットフードのブッチは、生肉と同等の食感、香りの良さが特徴で、食欲の落ちたシニアにもおすすめです。
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アレルギー対策におすすめのドッグフード
ワンちゃんのアレルギーの多くは皮膚をかゆがる皮膚疾患です。
ワンちゃんが首や耳をかいていたり、足の指を舐めていたりする場合や思い当たることが無いのに下痢、嘔吐などの症状が出た時は、アレルギー反応を起こしている可能性があるのです。
ワンちゃんのアレルギーも人間のアレルギーと同じ免疫反応で、本来は、無害とされている食べ物や花粉などに過剰反応し、自分自身を傷つけてしまう現象です。
ワンちゃんにとってのアレルギーの原因は「食べ物」「首輪や食器などの接触」「自己免疫による皮膚病」の3つ。
まずは、そのアレルギーの原因物質を特定し、それを排除することが大切です。
アレルギーには遺伝的な要素があるものもあり、完全に治すことが難しい免疫反応ですが、初期のうちに改善策を講じることによって重度のアレルギー症状を引き起こさないようにすることができます。
また、ワンちゃんが食べるものを見直すことで、アレルギーを改善することも可能です。
ドッグフードでアレルギーが出る場合は、低アレルゲンフードのドッグフードやアレルギーの原因物質となる小麦や米、鶏肉を使わっていないドッグフードに切り替えてみましょう。
その際には、複数の動物性たんぱく質ではなく、単一の動物性たんぱく質のドッグフードに切り替えることで、何がアレルゲンとなっているのか判断することができます。
さらに、賞味期限はもちろん、原産国、原材料、添加物が含まれていないかを確認することも大切です。
自然素材にこだわるアランズナチュラルドッグフードは、動物性たんぱく質を単一のたんぱく質グラスフェッドラムに限定し、グレインフリー、人工添加物無添加とアレルギーのあるワンちゃんにもおすすめのドッグフードです。
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関連記事:犬のアレルギー対策ドッグフードランキング!おすすめの犬の餌は?
涙やけ対策におすすめのドッグフード
シーズーやトイプードル、マルチーズなどの特に小型犬に多く見られる涙焼け。
涙焼けはワンちゃんの眼の下や周りの被毛が茶色や黒く変色してしまう症状です。
涙やけの原因には、遺伝、目の病気、ストレス、涙やけを起こしやすい犬種などの他に、食物アレルギーや食べ物に含まれる添加物によっても涙やけが起こります。
また、水分不足も涙やけの原因の一つです。
中でも、食物アレルギー、添加物、水分不足この3つの原因で涙やけが起こっている場合はドッグフードを変えることで改善される可能性があります。
特に、食物アレルギーによって涙やけの原因となる涙や目やにが増えてしまうことがあるため、涙やけの悩みを持つ場合は、慎重にドッグフード選びを行う必要があるのです。
涙やけを改善するためのドッグフード選びのポイントは、添加物無添加、グルテンフリーに加え、水分量が豊富なこと。
そんな涙やけに悩むワンちゃんにおすすめのドッグフードが、アランズナチュラルドッグフードです。
アランズナチュラルドッグフードは、合成色素や人工調味料・香料、エトキシキン、プロピレングリコールなどの人工添加物無添加、また多くののアレルゲンであると指摘されている穀物不使用で、アレルギーを発症しにくいラム肉を使用しシンプルな原材料で作られていることが特徴です。
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犬の療法食
特定の疾患がある場合に、動物病院で勧められるドッグフード全般を療法食と呼びます。
療法食の特徴は、健康問題や症状別に、脂肪分やたんぱく質など特定の栄養素を制限して作られていること。
通常のドッグフードや手作り食では対応が難しい症状も、療法食によって改善される可能性があるため、多くの動物病院では通常のドッグフードから療法食への切り替えを推奨しています。
療法食には、慢性腎臓病に悩む犬のための腎臓サポート、下部尿路結石(ストルバイト結石症及びシュウ酸カルシウム結石症)の犬に向けたタイプ、心臓などの循環器に疾患を持つワンちゃんに向けたタイプ、関節サポートタイプなどがあり、特殊な症状や病気を抱えているワンちゃんにおすすめです。
軟便の犬のおすすめドッグフード
軟便や下痢など、はっきりとした原因がないのに消化器症状を発症するワンちゃんが増えてきています。
このような場合、ワンちゃんの腸内細菌のバランスが崩れている可能性があるのです。
ワンちゃんの腸内環境を整えるためには、善玉菌の働きが重要なポイントです。
この善玉菌を増やし効率よく働くために必要な物質が、プロバイオティクス、プレバイオティクス、バイオジェニックスの3つ。
中でも、ワンちゃんの腸内にいる善玉菌を増やしてくれるのがプレバイオティクスです。
プレバイオティクスは、野菜、果物、豆などに含まれている食物繊維、オリゴ糖やムチンといった成分で、消化されることなく大腸まで届き、善玉菌のエサとなります。
犬心 消化器ケアは、そんなワンちゃんの腸内環境を整えることにポイントを置いて作られているドッグフードです。
犬心 消化器ケアは、乳酸菌、ビフィズス菌、酪酸菌と3種類の善玉菌に加え、ワンちゃんの腸まで生きて届く有胞子乳酸菌をたっぷり配合、さらにオリゴ糖や難消化性デンプン、食物繊維といった善玉菌のエサとなる成分もこう配合され、ワンちゃんの腸内環境を整えてくれます。
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関連記事:犬の軟便のドッグフードおすすめ!下痢のときはふやかす?
心臓病のおすすめドッグフード
ワンちゃんに多く発症する病気の一つに、心臓の筋肉が正常に働かなくなり心臓の働きが低下するなど心臓に関する病気があります。
心臓病を発症すると、典型的な症状として夜中に咳をする、散歩中に息切れがするなど症状が現れます。
このほかに、食欲の低下や元気喪失、運動を嫌がるなどの症状が見られます。
重症化すると、胸を大きく膨らませて呼吸をする、チアノーゼが出現する、失神するなどの症状が現れ、最悪の場合は命にかかわることもあります。
最近の研究では、タウリンの欠乏が心臓病の一因である可能性が指摘されています。
そんな心臓病のワンちゃんにおすすめしたいドッグフードが、ロイヤルカナン心臓サポートです。
ロイヤルカナン心臓サポートには、心臓の健康をサポートするタウリン、L-カルニチンに加え、心血管系の健康サポートに役立つオメガ3不飽和脂肪酸であるEPA、DHAを配合。
さらに、心疾患にリスクとされているナトリウム量を制限した特別なレシピとなっています。
腎臓病のおすすめドッグフード
シニアになると、加齢によってさまざまな機能が衰えてきます。
中でも、腎臓機能の衰えから腎臓病である腎不全の発症率が上がると言われています。
腎不全には、急激に腎臓の機能が低下する急性腎不全とゆっくりと腎臓の働きが低下する慢性腎不全の2種類があります。
ワンちゃんが腎臓病を発症すると、腎機能が低下し毒素が体内に溜まってしまい尿毒症の症状が現れます。
元気がなくなる、食欲がない、多飲多尿、嘔吐などが代表的な尿毒症の症状ですが、初期ではこのような症状が見られるようなことは少なく、かなり進行して初めて症状として見られることが多いため、注意が必要な病気です。
特に、慢性腎臓病の場合は、飼い主が気がつかずに進行してしまうことが多いのです。
完治が難しい慢性腎臓病には、食事療法が推奨されています。
ロイヤルカナンの療法食・腎臓サポート+低分子プロテインは、低リンで消化性の高いたんぱく質を配合し、少量でも十分なエネルギーを摂取できるように配慮されたドッグフードです。
肝臓病のおすすめドッグフード
沈黙の臓器と呼ばれる肝臓は、毒素の解毒だけではなく胆汁の生成、糖、たんぱく質、脂質、ホルモンの代謝、出血を止める、ビタミンの合成・貯蔵など多くの役割を担う大切な臓器です。
肝臓は、再生能力が高いため症状が進行しないとなかなか数値に現れないため、気がついたときにはかなり悪化している可能性もあります。
ワンちゃんが発症する代表的な肝臓病は、門脈シャント、肝炎、肝硬変、肝腫瘍、肝細胞がんなどの悪性腫瘍があります。
これ以外にも、薬物や毒物を摂取した場合に肝障害が起こることも。
肝臓病の症状として、ご飯を食べない、嘔吐、下痢、元気がない、お腹を押すと嫌がる、便が黒いなどがみられます。
肝臓病と診断された場合は、適切な栄養管理と適度な運動が必要です。
肝臓の再生にはたんぱく質が必要なため、消化吸収しやすいたんぱく質を効率よく摂取することが大切です。
ロイヤルカナンの肝臓サポートは、高消化性の植物性たんぱく質を適切に配合、また肝細胞内での銅蓄積に配慮し、銅の含有量を制限した高エネルギー食で、肝臓機能に問題のあるワンちゃんにおすすめのドッグフードです。
糖尿病のおすすめドッグフード
最近は、糖尿病を発症するワンちゃんが増えてきています。
糖尿病は、7歳を過ぎたワンちゃんが多く発症する病気で、特に避妊をしていないメスが発症しやすいとされています。
また、トイプードル、ミニチュアダックス、ミニチュアシュナウザー、ジャックラッセルテリアなど小型犬に発症が多く見られることも特徴です。
膵臓で作られるインスリンは、血糖を一定の範囲に収める働きを担うホルモンの一種で、糖尿病はこのインスリンが正常に働かないために、ブドウ糖が血液中に増えてしまう病気です。
ワンちゃんの場合、糖尿病を発症すると多飲多尿や食欲の増加が症状として現れます。
また、食欲があるにもかかわらず、体重が減少することもあります。
ワンちゃんが糖尿病を発症した場合は、食後に急激に血糖値が上昇しないように配慮された繊維質を多く含む療法食が処方されます。
ロイヤルカナン糖コントロールは、高たんぱく、低炭水化物で安定した血糖値を維持するレシピで作られている糖尿病のワンちゃんにおすすめのドッグフードです。
関連記事:犬の糖尿病の食事は何がいい?症状と治療法について解説
膵炎のおすすめドッグフード
膵臓は胃のやや右側、十二指腸の近くにある小さな臓器で、膵液という消化液を分泌している臓器です。
膵液には、血液中の糖分を調節するインスリンなどのホルモンの分泌(内分泌部)とたんぱく質や脂肪を消化する強いアルカリ性の消化液(外分泌部)の2種類の働きがあります。
強い酸性である胃液で消化される途中の食べ物は、十二指腸で膵液によってさらに分解されて小腸に送る働きがあります。
膵炎は、ワンちゃんにとって大切な栄養素を分解する酵素を分泌する外分泌部の疾患なのです。
膵炎の主な原因は、高脂肪の食事や食べ過ぎによる肥満です。
中性脂肪が多いワンちゃんは、急性膵炎を発症しやすいとされています。
また、加工され酸化した脂肪が含まれている可能性のある低価格なドッグフードや粗悪なドッグフードまたおやつなどが原因となると指摘する説もあります。
特に急性膵炎は、一度発症してしまうと、なかなか完治まではいかない厄介な病気で、再発を繰り返すことが多いため、食事管理の徹底が求められる病気なのです。
そんな膵炎のワンちゃんにおすすめのドッグフードが、ロイヤルカナン消化器サポートです。
ロイヤルカナン消化器サポート「低脂肪」は、消化管の健康維持に配慮した設計された低脂肪かつ複数の食物繊維をバランスよく配合した高消化性のドッグフードです。
尿路結石のおすすめドッグフード
おしっこの回数が多い、血尿が出た、失敗したことがないのにトイレを失敗するようになった、そんなおしっこトラブルがあったら、尿路結石を発症している可能性があります。
尿路結石は、発症すると犬にとってはとても辛い病気の1つ。
犬の尿路結石発症の原因とされているのは、ミネラルバランスの崩れ、水を飲む量が少ない、尿のphがアルカリ性や酸性に傾く、ビタミン不足、運動不足、遺伝的要因など。
また、化学物質が使われているドッグフードも結石の原因になる可能性があることが分かっており、その他にもミネラルバランスの偏った食事、犬の消化吸収能力に適さない食事、「シュウ酸」が多く含まれている食事などが主に尿路結石の原因になります。
尿路結石は一度発症してしまうと再発が多い病気です。
そのため、動物病院での治療はもちろんのこと、進行を抑えたり再発を予防したりするために食事管理が大切になります。
特に、ドライフードを与えているワンちゃんで水をあまり飲まない場合、慢性的な脱水症状が結石の原因となっていることもあります。
適度な運動、十分な水分補給、適切な食事管理に気をつけて、結石のできにくい体作りをしてあげることが大切です。
そんな尿路結石ケアにおすすめしたいのが、ロイヤルカナンユリナリーS/O ドライです。
ロイヤルカナンユリナリーS/O ドライは、ストルバイトたシュウ酸カルシウムが形成されにくく、健康的な尿量を維持するためのミネラルなどの栄養バランスが調整されたドッグフードです。
皮膚病のおすすめドッグフード
ワンちゃんが皮膚病を発症するには、さまざまな要因があります。
近年特に増えてきているのが、かゆみが強く犬にとってストレスが大きいアトピー性皮膚炎です。
アトピー性皮膚炎は、遺伝的な要因が大きく、発症しないためのこれといった予防法は残念ながらありません。
また、発症の原因には複数の要因が関係するため、一つ一つを丁寧に診察してくれる動物病院を見つけることも大切です。
このほかに、植物アレルギーや金属アレルギーなど、わんちゃんはさまざまなアレルギー症状も発症します。
アレルギーもかゆみが強く出るため、発症するとワンんちゃんにとってはストレスが大きく、とても辛い毎日を送ることになってしまいます。
最近では研究が進み、さまざまな治療法を選択することが可能となっていますが、食事を変えることでかゆみが緩和されるケースもあります。
治療には複数の方法を組み合わせることが推奨されているので、一つの治療で良くならないからと諦めずに、気長に原因を調べ適切な治療法を選択してあげることも大切です。
食事療法として選択できるのが、皮膚病にターゲットも当てたドッグフードへの切り替えです。
ウェルネス穀物不使用 全犬種用 1歳以上用白身魚は、主原料に白身魚を使用、また小麦、トウモロコシ、大豆、乳、卵などアレルゲンとなる食材をすべて排除したレシピで作られたドッグフードです。
もちろん、皮膚病の一要因と考えられている添加物も不使用なので、皮膚病を発症しているワンちゃんにおすすめです。
おすすめドッグフードの比較
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犬がドッグフードを食べないときの対処法
「食いつきが悪い」「食べ残す」という理由で次々とドッグフードを変えてしまい、最終的に何を与えればいいのかわからなくなってしまうことをドッグフードジプシーと呼びます。
現在食べているドッグフードでアレルギーを発症したり、体調不良を起こしている場合は別ですが、食べ残す、食いつきが悪いなどの理由で、おやつばかり与えてしまったり、ドッグフードを切り変えてしまうと「わがままを言えば、もっと美味しいものが出てくる」とワンちゃんが思ってしまう可能性があります。
ワンちゃんの健康を考えて選んだドッグフードを与えている時は「これを食べなければ他に食べるものはない」と思わせるようにすることが大切です。
そのためには、食べ残したものをそのまま放置しない、決まった時間に与える、食べない場合はすぐに下げる、おやつや他の食べ物を当てないことがポイントです。
また、ドッグフードを食べやすくするためにミルクやスープなどでふやかしたり、野菜や少量の茹でた肉などをトッピングするなど、気分を変えてあげると食いつきが良くなることもあります。
このほかに、主原料である動物性たんぱく質を肉から魚に変える、肉の種類を変えるなど、これまでとは異なる食材を使用したドッグフードに変更してみましょう。
なお、ドライフードから嗜好性の高いウェットフードや手作り食に変更して様子をみることもおすすめです。
ただし、あまり頻繁にドッグフードを変えると、ワンちゃんが新しいドッグフードが出てくることを期待し、すぐに飽きてしまったり、消化が上手にできずに下痢を起こしたりすることもあるため注意が必要です。
ドッグフードの切り替え方
ワンちゃんがドッグフードを食べなくなった時や、主原料の動物性たんぱく質を変更したい時に、ドッグフードを切り変えてみることがおすすめです。
そんなドッグフードの切り替えは、徐々に行うことが大切です。
いきなりフードの全量を切り替えてしまうと、警戒心の強いワンちゃんはびっくりして食べなくなってしまう可能性があります。
また、食べ慣れていないものを食べることで、消化が上手にできずに下痢や嘔吐などの消化器症状を起こすこともあるため、ドッグフードの切り替えは慎重に行うことが必要です。
切り替え方のポイントは、まずは、いつものフードの1割程度の新しいフードを混ぜることから始め、徐々に増やしていくこと。
この時、新しいフードだけを残してしまったり、嘔吐や下痢をした場合は、切り替えずにいつものフードに戻し、体調を観察します。
新しいフードが入っても問題なく食べてくれるようであれば、毎日新しいフードの割合を徐々に増やしていき、1週間程度かけて全量を切り替えます。
ドッグフードを上手に切り替えられるようになると、肉から魚へ、チキンからラムへなど、主原料の異なるドッグフードをローテーションして食べられるようになります。
フードローテーションは、栄養面はもちろん、ワンちゃんの気分から言っても有効な方法なので、ぜひ上手にドッグフードを切り替えられるようにしてください。
ドッグフードのふやかし方
子犬の離乳食はもちろん硬いものを噛むことを嫌がるシニアや歯周病や歯槽膿漏を発症し痛みや違和感からドッグフードの食いつきが悪くなったり、食べなくなったワンちゃんの場合も、ドッグフードをふやかしてあげることが大切です。
一般的には、ぬるま湯やミルクなどの水分でドライフードをふやかしますが、食いつきをアップしたい時には、肉や野菜の茹で汁でドッグフードをふやかしてあげることがおすすめです。
この時、ゆで汁と一緒に肉や野菜をトッピングすると栄養価もアップします。
また、昨今話題のボーンブロスを作り置きして、ドッグフードのふやかしに使用することで、栄養価を高めることができます。
ボーンブロスとは、鶏ガラや牛骨、豚骨などを使って長時間かけて煮出したスープを指します。
骨を、長時間煮込むことで、コラーゲンやカルシウム、アミノ酸、ミネラル、アミノ酸、ビタミンなどがスープの中に溶け出し、それだけでも十分栄養価の高いスープが完成します。
食欲が落ちているシニアや病中、病後など栄養が必要なワンちゃんにとっても有効な栄養素が溶け出しているスープのため、ドッグフードをふやかす時にボーンブロスを利用することがおすすめです。
ボーンブロスは、製氷皿などに小分けして冷凍保存することができるため、一度にたくさん作って冷凍しておくと、いつでも使えるためとても便利です。
関連記事:ドッグフードのふやかし方と注意点、メリット・デメリット
ドッグフードの賞味期限:開封後は1ヶ月
加工食品であるドッグフードには、他の食品と同じように賞味期限があります。
ドライドッグフードの場合は、水分量が少ないため賞味期限が比較的長く、未開封で1年〜1年半程度が一般的です。
メーカーによっては、未開封で2年以上のものもありますが、保存料や防腐剤を使用している可能性があるため、原材料をよく確認することが必要です。
また、近年人気のオーガニックのドッグフードや無添加のドッグフードは、防腐剤や保存料を使用していないことがあるため、未開封でも賞味期限がとても短いことが特徴です。
メーカーによっては2〜3ヶ月という製品もあるため、愛犬の給餌量を考慮して購入サイズを決めることがおすすめです。
ドライドッグフードは、焼成の段階で水分を飛ばし、殺菌されているため、未開封であれば悪くなることがありませんが、開封市空気に触れることで酸化が始まります。
酸化はドッグフードに含まれている油分が変性するもので、風味が落ちるだけではなくワンちゃんの健康にとってもマイナスです。
開封後は、小分けして冷暗所で保存し、1ヶ月を目安になるべく早く使い切ることがおすすめです。
また、水分量が70%以上含まれるウエットフードは、缶詰やレトルトタイプが主流です。
未開封の缶詰は賞味期限が約2〜3年と長く、レトルトタイプでは未開封で約1年です。
どちらのタイプも、開封後は2日を目安に使い切ることが大切です。
また、開封後は小分けして冷凍することがおすすめです。
関連記事:ドッグフードの賞味期限は開封後どれくらい?賞味期限切れは大丈夫?
ドッグフードの保存方法
ドッグフードの保管は、密閉し冷暗所で保存することが基本です。
空気を遮断することによって新鮮さをキープし、カビや虫の侵入を防ぐことができます。
また、ドッグフードの酸化を防ぐためにもかならず密閉して、冷暗所に保管することが必要です。
特に、オイルコーティングされているドライフードの場合は、空気に触れた瞬間から酸化が始まるため、なるべく空気に触れないように工夫して保存することがおすすめです。
また、ウエットフードの場合は、容器を密閉して冷蔵保存することが基本です。
また、1回ごとに小分けして冷凍保存することで、消費期限を伸ばすことができます。
ドライフードに比べて水分量が多いウエットフードは、開封後なるべく早く食べきることが大切ですが、1回の給餌量が少ない場合や梅雨時、夏場など高温多湿となる季節には、冷凍保存することがおすすめです。
関連記事:ドッグフードの保存方法おすすめ:開封後の保存容器はこれ!
おすすめドッグフードストッカー
ワンちゃんのドッグフードを保存するのに役立つのが、密閉型のフードストッカーです。
湿気や酸化を嫌うドッグフードは、密閉型のストッカーに入れて保存することで品質を保持できます。
特に、ドライドッグフードは袋のまま保存してしまうと、消費期間内でも酸化してしまう可能性があります。
また、常温で保存が可能なドッグフードですが、香りが良く脂肪分があるため、虫もつきやすいのです。
そのため、1kg程度のドッグフードでもフタがきっちりと閉まる密閉型のストッカーに入れて保存することが大切です。
なお、大袋を購入してしまった時などについ冷蔵保存したくなりますが、ドッグフードは冷蔵庫での保存は向きません。
その理由として、ドッグフードの出し入れによる温度差や冷蔵庫ドアの開け閉めによる温度差が挙げられます。
常温保存可能なドッグフードは、温度差によって結露が付きやすく、ドッグフードの劣化につながってしまいます。
また、購入するときはなるべく1ヶ月以内で使い切れる量が入っている袋にし、開封前のドッグフードも密閉型のストッカーにしまっておくことも大切です。
このアイリスオーヤマの密閉容器は、ペットフードの保管専用に作られたもので、フタの裏にパッキンがつけられた密閉できるタイプ。
袋ごと収納できる設計で、入れやすく取り出しやすい幅が広くそこが浅めのストッカーは、フタには除湿剤(別売)をしまえるカバーが付けられています。
小型犬用には、約3kg収納可能なアイリスオーヤマ密閉容器MY-3、中~大型犬用には、約8〜10kg収納できるアイリスオーヤマ密閉フードストッカーMFS-10がおすすめです。
ドッグフードの手作りは勉強が必要
大切な愛犬のために、安心安全なご飯をあげたいと思うのが親心というもの。
ワンちゃんの手作りご飯の大きなメリットは、その時々のワンちゃんの年齢や体調を見ながらメニューを変えられるところ。
少し太ってきたから、肉から魚に変えてみよう、今日は気温が高いからカラダの熱をとる食材を追加しよう、最近硬いものを嫌がるから柔らかく煮てあげようなど、日々の体調や年齢、その日の天候に合わせて作ることができることが犬の手作りご飯の魅力です。
また、旬の食材や生肉などドッグフードからは得られない生きている酵素を与えられるところも大きなメリットと言えます。
ただし、新鮮な食材や生肉や魚を使用して作る手作りご飯は、人間の食事と同じように冷蔵保存が基本のため、保存や持ち運びが難しい点が大きなデメリットとも言えます。
また、ワンちゃんに与えてはいけない食材、ワンちゃんが必要としている栄養バランスなどに関して知識が必要となります。
ワンちゃんの手作りご飯は、こだわって作ろうとすればするほどハードルが高くなります。
人間の食事との違いは、味付けがいらないところですが、人間の夕食を作るときのついでに、と考える事がストレスがたまらないポイント。
なお、ワンちゃんの食事に塩分は必要ありませんが、必須ミネラルであるマグネシウム不足にならないように気をつけることが大切です。
NG食材の例
食べ物の中には、ワンちゃんにとって危険なものがあります。
ワンちゃんが食べることで、中毒症状やアレルギーを発症したり、最悪の場合は死に至ってしまうことがあるので注意が必要です。
ワンちゃんに絶対に与えてはいけない食べ物のひとつがチョコレートです。
チョコレートは、カカオニブというカカオの実の中にある種子を原材料としています。
この原材料の主成分がテオブロミンと呼ばれる物質で、ニコチン、モルヒネなどに含まれているのと同じアルカロイドという有機化合物です。
このテオブロミンをワンちゃんは代謝できない体質で、体内に蓄積されてしまいます。
ワンちゃんがチョコレートを食べると、このテオブロミンの作用から下痢、嘔吐、異常興奮などの症状が出ることがあります。
また、頻尿、痙攣、ふらつき、ぐったりするなどの深刻な症状に発展することもあります。
次に危険な食べ物がキシリトールです。
キシリトールは、歯磨き粉を代表にキャンディー、ガム、チョコレートやなどに含まれている白樺やトウモロコシの芯を原料としてる作られている甘味料です。
また、イチゴ、ラズベリー、レタス、ほうれん草にも含まれています。
ワンちゃんがキシリトールを摂取すると、嘔吐、よだれがたくさん出る、ぐったりするなどの中毒症状が出ます。
さらに症状が進行すると急性肝不全など深刻な状態となり命の危険に関わります。
このほかに、ワンちゃんにとって有毒な成分となるアリシンが含まれているネギ類やニンニク、加熱することでガラス繊維に変わってしまう鶏の骨、詳しく解明はされていませんが中毒症状が出る可能性のあるマカデミアナッツやブドウなどがワンちゃんにとってのNG食材として知られています。
拾い食いや盗み食いの癖がある場合には、ワンちゃんの届かないところに食べ物をきちんと収納することが重要です。
どんなに欲しがっても、ワンちゃんの健康を害する食べ物は絶対に与えないようにし、もし食べてしまった場合は速やかにどうぶつ病院を受診するようにしてください。
ドライフードとウェットフードの違い
数あるドッグフードの中でも主流はドライフードとウェットフードの2タイプです。
こ2種類のドッグフードの最も大きな違いは含有する水分量です。
ドライドッグフードの水分量は10%以下であるのに対し、ウェットフードの水分量は約70〜80%あります。
どちらのドッグフードが愛犬に最適なのか悩む前に、まずはドライフードとウェットフードの水分量以外の違いについて知っておきましょう。
通称「カリカリ」とも呼ばれているドライフードは、その名の通り乾燥されたドッグフードです。
ドライフードの特徴は、常温での長期保存が可能で、開封後もある程度の日数そのまま保存できることにあります。
また、メーカーごとにさまざまなレシピがあり、愛犬の年齢や体調、好みに合わせて選択することができることが特徴です。
さらに、コストパフォーマンスの良さもドライフードのメリットで大きな魅力です。
これに対して、ウェットフードは水分量の多さから開封後の保存は冷蔵かつ賞味期限が短いことが特徴です。
また、未開封でも冷蔵や冷凍保存が推奨されているため、たくさんの量を保管できないことがデメリットと言えます。
ただし、生の肉や野菜の風味が味わえるため、ワンちゃんの食いつきが良く、また食べながら水分補給ができるため、食欲がない時にでもしっかりと食べてもらえるというメリットがあります。
残念ながら、コストパフォーマンスの面ではドライドッグフードにかないませんが、食いつきの良さや満足感の高さは抜群です。
どちらのドッグフードも、ワンちゃんの健康を考慮されて作られていますが、水分量の多いウェットフードは、食べカスが歯に残りやすく歯垢ができやすいと言われています。
しかし、ドライドッグフードの場合も水を飲まないワンちゃんは、食べカスが歯に残り歯垢ができてしまうため、食後はワンちゃん専用の歯ブラシで歯磨きをし、歯垢ができないようにすることが大切です。
ドライフード、ウェットフードどちらも一長一短はありますが、総合栄養食と表示されていれば、どちらもワンちゃんの健康を維持するための栄養バランスに優れているため、どちらか1種類にかたよるのではなく、わんちゃんの体調や食いつきを観察しながら、臨機応変に選ぶことがおすすめです。
まとめ
ドッグフード選びは、本当に難しいものです。
どんなドッグフードがそのワンちゃんにとってベストなのかどうかは、ワンちゃんの健康状態から判断するしか手段がありません。
ただ、涙やけ、よだれやけなどに代表される皮膚疾患や被毛のパサつき、肥満などはドッグフードが原因となることが多くあります。
まずは、手持ちのドッグフードの原材料をよくチェックし、アレルギー物質が配合されていないか確認してみてくだい。
ドッグフードはそのワンちゃんの健康に直結します。
「ワンちゃんの健康は飼い主の責任」このことを心に留めて良質なドッグフードを選んでください。